2008年11月15日土曜日

質的研究集中ワークショップのお知らせ

 この度構造構成主義アカデメイアでは,多くのご要望に応えるため東京(早稲田大学)と九州(長崎大学)にて4日間(計30時間以上)の演習形式の集中ワークショップを開催することとなりました。SCQRMとは,多種多様な「質的研究」に通底する原理となる考え方や技法を呈示するものであり,それを身につければ既存の技法をより創造的に使いこなすことが可能となります。学生,教員,一般の方を問わずどなたでも参加できますので,質的研究に関心がある方,質的研究のエッセンスやコツを学びたいという方は奮ってご参加ください。

【質的研究集中ワークショップ・ベーシック編】
http://url.ms/yoj

◆講師 西條剛央

◆第四回:東京開催
場所:早稲田大学(早稲田キャンパス)
日時:2009年1月24日(土)・1月25日(日)/1月31日(土)・2月1日(日)(各日10時~18時40分)

◆第五回:九州開催
場所:長崎大学医学部保健学科
日時:2009年,2月28(土)・3月1日(日)/3月7日(土)・8日(日)(各日10時~18時40分)

◆内容 
 質的研究は分析方法に力点を置かれがちですが,意義ある質的研究を行うためには,「質的研究の長所を活かしたリサーチクエスチョンを立てられるかどうか」が本質的に重要なポイントになります。方法が目的を達成する手段である以上,どのように分析し,どのような理論を構築すればよいかはリサーチクエスチョン(目的)によって決まってくるため,リサーチクエスチョンを抜きに「正しい方法」を学ぶことはできないのです。
 したがって,本ワークショップでは,各班にわかれ、質的研究の特性を活かしたリサーチクエスチョンを立ち上げから始まり,対象者の選択,データ収集(インタビュー),データ分析,理論構築(仮説生成),研究発表に至るまで一気に実践してみることで,SCQRMやそれに基づく「構造構成的M-GTA」の活用法を学び,質的研究のエッセンスとコツを身につけることを目的とします。

◆使用テキスト『ライブ講義・質的研究とは何か――SCQRMベーシック編・アドバンス編』

◆参加費 2万円

◆定員 35名程度。

 第四回は定員に達したため締め切らせていただきました。第五回はキャンセルが出たため受け付けを再会しました。また第6回以降参加希望者は下記より仮登録をしていただければ、日程が決まり次第優先的にお知らせさせていただきます。

ご希望の方は以下のフォームに記入し、送信してください。
http://server.net8.jp/auto-mail/12147/form.cgi
*この詳細は、自動返信メール(件名:質的研究集中ワークショップの連絡事項)にて送られるシステムになっているため、スパムメールボックス、迷惑メールボックスに自動的に振り分ける可能性がございますのでご注意下さい。