2009年11月13日金曜日

次回以降のWS開催につきまして

<次回以降質的研究集中ワークショップ開催につきまして>


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2009年10月17日土曜日

第三回 アドバンス編 質的研究ワークショップ(in長崎) アンケート(質的)

職位(身分)[日本語教師]・関心専門領域[日本語教育]

【全体の印象や雰囲気】

今回のワークショップ全体に発表者の研究を理解し、よりよくしていこうとする雰囲気があったように思います。普段、日本語教育の学会や研究会で発表すると、自分の研究内容や意義が上手く伝わらないということがよくあります。しかし、今回は、参加者のみなさんのほとんどが日本語教育の関係者ではないにもかかわらず、研究の内容や意義がきちんと伝わったように感じました(もちろん、単なる気のせいかもしれませんが)。私がそのように感じた原因は、次の二点にまとめられるのではないかと思います。
①「建設的な聴き方」

参加者が、西條先生が発表前のレクチャーでおっしゃった留意点を守り、研究を理解し、よりよくしようという姿勢で私の発表を聴いてくれた。

②分野の異なり

多くの参加者の方にとって、私の発表内容は、自分の関心領域と直接関わりのない内容だった。それゆえ、過剰に批判的になることなく、発表を聞くことができた。
(私は、自分とは異なる教育観に立脚する日本語教育に関する発表を聴くと、つい発表内容そのものを批判したくなることがあります。その際、「発表者の研究をよりよくしよう」という意識は飛んでしまっています。今回の私の発表は、多くの参加者の方にとって、他分野の、自分の仕事とほとんど関わりのない内容であったと思います。それゆえ、価値観の対立が生まれにくく、参加者の方々が「発表者の研究をよりよく」することに集中して、発表を聴けたのではないかと思います。これはあくまで推測です。しかし、上述したような印象から、私は、参加者各自の研究をよりよくすることが目的であれば、様々な分野の人が集まり、お互いにコメントし合ったほうが、より建設的な集まりになるのではないかと思いました。もちろん、どんな会でも、全員が「発表者の研究をよりよくしよう」という意識をしっかり持って参加すれば、建設的な集まりになるとは思いますが。)

【ワークショップの形式や内容】

概ね、発表→講師からのコメント→参加者からのコメント→講師によるまとめという流れだったかと思います。ベーシック編で学んだことを具体的な研究に基づいて確認することができる形式と内容だったのではないかと思います。また、発表後のやり取りの時間が十分確保されていたため、自分の話したいことをまとめてから話すことができました。その結果、発表者の関心や現実的制約を勘案しながら、コメントすることができたように思います。

【グループワーク】

今回のアドバンス編では、ベーシック編に比べ、グループワークの比重が軽かった(というかほとんどなかった)ように思います。しかし、グループ形式で座っていたことにより、(特に看護関係の)わからないことばや研究の背景となっている事情等を、同じグループの方に気軽に質問することができました。気軽に質問できたことにより、比較的容易に発表内容を理解することができました。

【参加者】

【全体の印象や雰囲気】でも記述したように、研究をよりよくすることが目的の集まりであれば、多様な分野からの参加者がいたほうが、より建設的な集まりになるのではないかと思いました。(私は、今回発表して、日本語教育の関係者の前で発表したとき以上に、自分の研究の内容や意義が伝わったような手ごたえを感じました。このことは、うれしかった反面、「自分のこれまでの発表はなんだったんだ」と若干切なくなりました。)

【講師の教え方】

各発表に対する講師のコメント内容、および、講師のコメントの観点を参考にしながら、コメントすることを心がけました。常に発表者の関心に基づいてコメントする講師の態度は、今後自分が研究活動を進めていく上で、常に心がけるべき態度であると思いました。

【特に印象深いこと】

繰り返しになりますが、次の二点が特に印象深かったです。

①参加者の方々に自分の研究の内容や意義がきちんと伝わったような気がしたこと。

②「建設的な聴き方」や「建設的なやり取りにすること」を心がけて聴けば、どのような発表を聴いても、(自分の思考訓練になるという意味で)有益であるという気づき。

【特に学べてよかったこと】

①他者の発表を聴く際の態度

私はこれまで他者の発表を聴くことにあまり積極的な意味を見出していませんでした。(発表内容にあまり関心がない場合はもちろんですが、関心のある発表内容であったとしても、発表を聴くより発表者が書いたものを読んだほうがはやいと思っていました。)しかし、今回のワークショップに参加し、どのような発表であれ、「発表者の関心に即して、よりよい研究にするにはどうすればいいか」を考えながら聴くという態度が重要であることがわかりました。なぜなら、そのような「建設的な聴き方」をすることにより、自分が研究を組み立てる際、何を重要視すべきなのかがわかるようになるからです。ワークショップ参加後は、「建設的な聴き方」を意識して他者の発表を聴くようにしています。その結果、他者の発表を聴くことに意味を見出せるようになりました。

②ベーシック編で学んだ内容の復習・確認

ベーシック編で学んだ内容を活用し、発表準備、および発表を行ったことにより、ベーシック編で学んだ内容をより自分のものにできたように思います。今後は、今回の発表を論文化したいと考えています。


職位(身分)[看護師長]・関心専門領域[看護管理・人材育成]

研究発表ではなく、聴講の立場でしたが、参加するからには何か質問することで、自分自身の学びを深めることを目標に参加しました。とはいえ、専門領域が全く違う研究に対して、発言できるか心配でもありました。イントロダクションの講義で、建設的な聴き方やアドバイスの仕方について確認できたことは、今回のワークショップに限らず、今後研究発表を聴く基本姿勢として持ち続けたいと感じました。

「アドバイス」することは難しそうに思えましたが、はじめは講師が質問するなど、会場からの意見が出やすいように配慮してくれていたように思えました。講師の質問をもとに考えているうちに、自分の思考の整理ができてきたように思えます。

発表者の方の専門領域や研究の進捗状況は様々でしたが、かえってそれが多くの視点に気づく機会となりました。特にRQの立て方については、(ベーシック編で学んだ)結果から見直してもよいことやその方法について、講師からのアドバイスを通して学ぶことができたと思います。

概念を導き出すことの難しさは再認識しましたが、研究発表している方々がどのように分析しているかを見ることで、自分にはない視点に気づくことができたと思います。モデルの生成については、講師がホワイトボードに記載してくださることで、思考の整理ができたと思いますが、同時に自分で生成することの困難さも再認識しました。

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職位(身分)[看護師長]・関心専門領域[看護・医療安全・人材育成]

全体の雰囲気

はじめに「原則と留意点」で建設的な場になるように、「原則平等」という事を説明されるので、色々な職種と職位の方がいらっしゃっても気にならない雰囲気が醸成されるのは、ベーシック編と同様でした。

GW

今回は発表を聞きながら、参加者それぞれが意見や質問を述べる事が多かったので、はじめの自己紹介以外グループで話し合うという活動はなかったように思います。この点が少しもったいなかったという気がします。

自分達の院内研修では「では、今の発表に対する意見を少しグループで話し合ってまとめてください。司会者と発表者を決めてね。」などと運用する事が多いのですが、そんな型にはまったやり方をする必要があるのかどうか・・・。自由に手上げし、意見を言うほうが、セミナーとしてはずっと生き生きしていると思います。ただ、グループで話し合いがなかったので、前回ベーシック編でお話した以外の方と話したりする機会が少なかったと感じましたが、それを上回る意見交換があり、特に気にならなかったです。

ワークショップ

質的研究の発表された方、それぞれの内容が大方完成された内容から、検討途中の内容まであり、研究のそれぞれの過程での疑問が出されたので、とても身近に感じました。「概念名・定義・バリエーションといった区別が発表内容を見ながら、議論の過程で少し自分の中に落ち込んでいったように思います。これは自分が行ってみないとわからないですが。発表や講師の意見、他の参加者の意見を聞きながら、やはり言葉の選択は重要だと思いました。よく検討された発表は聴いていて、論理的構成がよく理解でき、説得力があるということも実感しました。

参加者

今回も感じましたが、このワークショップの参加者は自らの希望で参加している方々で、普段から交流がある方々の中に、今までまったく知らなかった人も加わっています。ワークショップの始めこそ初対面のギクシャクした感じはあるもののワークショップの過程ではそれが無くなって、自己開示しやすい雰囲気が形成されてきます。その雰囲気がベースになって、グループワークが白熱し、多くの学びが得られると思うのです。これは、講師、参加者双方によって創り出されるものなのでしょうか。

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職位(身分)[ 非常勤講師 ]・関心専門領域[ 日本語教育 ]

互いに異なる研究領域であるにも関わらず、よりよい研究にするにはどうしたらよいか、という観点から、非常に建設的で活発な意見交換ができる場が形成されていた。そのことが何よりも印象に残っている。

発表者の立場からも、非常に有意義なやり取りができたことにとても感謝している。これまで、同じ領域の人々が集まる場では、こちらが言いたいことをまっすぐ受け取ってもらえないことが多かった。恐らくそれぞれ信念を持って実践に取り組んでいるため、自分の信念と相容れない考え方には、何らかの抵抗を感じるからではないかと思う。そのため、議論したい部分が議論できないという結果に終わってしまっていた。

今回、あっけないほどすんなり言いたいことが伝わり、西條先生や、他の参加者の方々から的確なアドバイスをいただけて、本当にうれしかった。関心相関的に相手の意見を聞き、コメントすることの大切さを実感した。今後、学会や研究会などに参加して自分が発表を聞く際にも、お互いに得るものがあるようなやり取りをすることを意識していきたい。また、研究途上のものを出し合って、このような意見交換をする場を身近なところでつくっていけたらと思う。

 

研究領域はそれぞれ異なっていたが、いずれも人との関わりの中で、人が生きるある局面の現象を捉え、ぜひこれをなんとかしたい、可視化することで相手も自分もよりよく生きることに向かえたら、という思いでは共通していた。それは、質的研究が描き得る世界の共通性でもあると思う。そのことが、関心や共感をもって聞くことへとつながり、よりよい意見交換の場にすることへとつながっていったようにも思う。そういう意味で、質的研究は、異なる領域の研究者、あるいは、研究者のみならず、様々な人々との対話を可能にすると改めて気づいた。 

これまで、試行錯誤しながら質的研究に取り組んできたが、ワークショップに参加して、やってきたことが間違っていなかったと少し自信を持つことができた。今後、さらに質的研究について理解を深め、研究を進めていきたい。

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職位(身分)[学振特別研究員 ]・関心専門領域[ 地理学 ]

 M-GTAを実際に使ったことが無かったので、議論にどの程度ついていけるか心配な面もあったが、発表者が丁寧に報告準備をしており、受講生による議論や講師の先生による解説時間が十分に取られていたので、とても理解しやすかった。

 発表者の方は、それぞれ分野は異なるものの、自分の仕事の現場を研究対象としている人が多く、その点が印象に残っている。仕事とは直接関係のない対象を研究している私にとっては、外部からの調査者とは異なる立場がモデル構築に際してどう反映されるのか、非常に興味深く、とても新鮮に感じた。

 本は読んでいたもののベーシック編に参加していなかったため、最初は雰囲気をつかむまで少し時間がかかった。機会があればベーシック編にもぜひ参加したいと思う。

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職位(身分)[助教]・関心専門領域[小児看護]

アドバンスで一緒だった方が多かったので、同窓会的な雰囲気で楽しく過ごせました。

 RQに照らしてデータをみることとデータの内容からよりデータが活きる、まとめが役に立つ情報が得られるRQの立て方について考えながら参加することができました。

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職位(身分)[ 北九州市立大学国際教育交流センター講師 ]・関心専門領域[日本語教育・教師教育・教育心理学 ]

日ごろは看護や医療の分野の方とお話することはあまりありませんでしたので、今回のワークショップでは、分野は違えど、質的研究を志向する方とお話しできて大変興味深かったです。

日本語教育においては、まだまだ質的な研究は発展途上にありますので、こういった場で質的分析を前提とした議論が出来ること自体とても嬉しく思いました。

また、教室内の受容的且つ鋭い雰囲気がお互いを認め合いつつ研鑽を積もうという気持ちにさせられました。特に、私も分析ワークシートを作成する際に、概念名の付け方、ヴァリエーションの選び方など同じ悩みを持っていましたので、西條先生のアドバイスがリアルに感じられました。概念化とカテゴリー化とモデル作りにセンスが出るような気もしましたし、こればかりは言語化して構造化するのは簡単ではないなあと、改めて学びました。コツがつかめるようになりたいです。

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職位(身分)[準教授]・関心専門領域 [日本語教育学]

3月にベーシック編が行われたばかりであったことや、会場が同じであったことなどから、慣れるというよりも、懐かしささえ感じました。ベーシック編で同じ班だった方が二人参加されていたことや馴染みの顔が多かったので、雰囲気は良かったと思います。

 

研究発表の分野が自分の専門外であっても、同席の人に聞くことができたので、むしろ様々な角度から質的研究を見ることができたのではないかと思います。また、ほぼ完成している発表から分析の途中段階のものまであったことで、かえって研究のプロセスを再確認することができたので、非常に勉強になりました。

 

一番印象に残ったのは、西條先生を中心に皆で発表者に対して建設的な意見を言おうとしていたことです。私にはゼミのような感じがしました。

 

ただ一つ残念なことと言えば、今回はグループワークがなかったことです。アドバンス編の内容を見れば、ないことはわかっていましたが・・・

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第6回 ベーシック編 質的研究集中ワークショップ アンケート(質的)

職位(身分)[財務事務官]・関心専門領域[臨床心理学]

まず女性の割合がとても高いことに驚きました。お仕事を伺うと、皆さんそれぞれの分野で専門性の高い仕事をされておられて、かつ全国各地から集まって来られているということで、学習に対する意欲が非常に強く、感化されるところが大きかったです。

 

大学院のスーパーヴィビジョンの予定が以前から入っていたため、残念ながら最終日は参加出来なかったのですが、WS後に皆さんから録音データや写真などを送っていただき、最終日の状況を追体験することが出来、本当に感謝しています。

 

元々大学院の先生から、修士論文の研究の進め方のヒントとして、西條先生の著作を紹介していただいたのですが、読み終えてみて、まるで魔法にかけられたような気分になりました。そして、本当に本に書かれているような方法で研究が完成出来るのか、どうしても知りたくて参加させていただきました。WSを終えた現在の感想は、「いけるかもしれない」という感じで、仕事をしながらRQをあれこれ考えたりしている所です。

 

特にWSにおいて、RQを立てて、インタビューを実施して、文字起こしを行った一連の作業は、本の知識しか持っていなかった研究のイメージが、生の体験によって肉付けされた感じで、これから自分が行うであろう研究を、具体的に進める上で貴重な体験となりました。

 ぜひアドバンス編にも参加させていただきたいと希望しております。今後ともどうかよろしくお願いします。

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職位(身分)[小学校教諭]・関心専門領域[教育]

よりよい「学び」とはどのようなものか、一方で学び手としての自分はどのような学びを自ら作っていくことができるか、という問いへの答えをいただくことのできたワークショップでした。実り多い4日間に感謝します。

 

グループで設定したRQのテーマは「つき合い方の変化」でした。誰かと、あるいは何かとの距離をはかるときの警戒や気づき、安心や尊敬、そして自分自身の他との距離感を見つけていく過程は、講師である先生と、そしてワークショップのグループメンバーとのつき合い方の変化とまさにリンクするものでした。ゴールにあるのは、「自己の成長」と「広い視野からとらえる社会性」。このワークショップで出会ったみなさんから、本当に多くを学ばせていただき、自分自身を発見することができました。

 

先生の話は「わかりやすい言葉で伝えよう」という一貫性がありました。ある一部の専門の人にとってよくわかるけれど他のフィールドの人にはわかりにくいというような言葉は使わない、そしてご自分で咀嚼した言葉で語る、そんな「開かれた言葉」を使って研究をしていくことから得られる広がり。だからこそ、異分野の多くの方が参加して、相互作用し合うことのできるワークショップになっているのだと思いました。

そして、なによりも学ばされたことは、「示されたRQに照らして自分ならどう考えるか」と迫る講師の先生の真摯な研究姿勢です。まさに後ろ姿から学びました。「どれもおもしろいRQだ。」とか「有用な知見が示された。」と言ってくださるのはうれしいのものです。でも、それ以上に講師の先生ご自身が、誰かの立てたRQに、そこにある問いへのおもしろさを自分の中へとりこんで、一緒に苦しみながら答えを見つけようとしてくれる作業に、勇気づけられ、さらに問いを自分の中に深く位置づけさせられました。

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職位(身分)[ 学生 ]・関心専門領域[ 言語教育 ]

緊張して参加しましたが、先生のご配慮も頂き、和やかな中で楽しく学ぶことができました。異分野の方たちとの作業も、研究や研究協力者への考え方などを伺うことができ、よい経験をさせていただきました。

 

RQの立て方、質問項目の作り方は、アドバイスをいただきながら実際に経験し、かなりすっきりした気がします。モデル作成については、いくつか実際に作ってみる経験の必要性を感じました。今回は、所属グループの作業でいっぱいでしたが、また機会があれば、ほかのグループのものについても間接経験として生かせるような見方をしていきたいと思います。

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職位(身分)[ 教授]・関心専門領域[ 看護管理学 ]

様々な背景を持つメンバーによるグループワークはそれ自体刺激になりました。ふだんこのような機会がありませんので新鮮で楽しかったです。また、行き詰まった時の講師の助言は、頭の中が開放的になって発想を発展させ且つ整理することができました。いままで、いかに自分の枠にはまった考え方をしていたか、もう一人の自分を少し意識しながら作業を進められました。このことは、データを読み込む時とても重要で、柔軟な考え方や自分の価値観に拘束されないとらえ方につながるものと思います。それを感じることができた時間でした。

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職位(身分)[博士院生・非常勤講師]・関心専門領域[幼児教育(音楽)]

◆全体の印象

4日間、初めて出会う人と本当にグループワークができるのかしら?と少し不安でしたが、始めてみると、和気あいあいと、ときには厳しく意見を交わしながら、なんとかモデル構築までたどり着くことができました。全体的に医療系の方々の参加が多く、私は分野違いでそれも心配の一因でしたが、分野違いだからこそ、見方が変わって面白かったです。

全体としてはとても充実した4日間でした!

◆ワークショップの内容

関心相関的に何事も選択していく・・・一見当たり前のことなのですが、今までそれができていなかったことが多かったなぁ、と思いました。

RQの立て方、いつもここが甘いから、論文の最後で息切れしてしまうようです。今回のワークショップで、RQの大切さをあらためて思い知りました。

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職位(身分)[ 教授]・関心専門領域[ 看護管理学 ]

様々な背景を持つメンバーによるグループワークはそれ自体刺激になりました。ふだんこのような機会がありませんので新鮮で楽しかったです。また、行き詰まった時の講師の助言は、頭の中が開放的になって発想を発展させ且つ整理することができました。いままで、いかに自分の枠にはまった考え方をしていたか、もう一人の自分を少し意識しながら作業を進められました。このことは、データを読み込む時とても重要で、柔軟な考え方や自分の価値観に拘束されないとらえ方につながるものと思います。それを感じることができた時間でした。

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職位(身分)[教員]・関心専門領域[看護管理・教育]

グループワークでは多職種の方々と意見交換をしたり、いろいろなお話が聞けて、愉しく4日間勉強できてうれしく思います。

皆さんといっしょに進めていく中で、看護もいいけれど看護以外の研究がしてみたいな、と思いました。

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職位(身分)[准教授]・関心専門領域[外国語教育]

以前他国の大学院で教育学の質的研究の授業を半年受けたことがあります。基礎理論を学んだりグループでフィールドワークにも行き、充実していましたが、その後いざ自分の研究になると、データの分析が滞ってしまいました。今回はその壁を解消するために参加しました。そして、WSが終わった今は、放ったままのデータをこのWSで教わった方法で分析できそうな気がしています。

以前受けた授業とこのWSの違いは、まず、概念やモデルを練りだす作業の時に先生が一字一句まで身にひきつけて考えてくださるということです。もう一つは、グループのメンバーがみな自分の直感を細部にわたって言い合える、緊密な時間の長さと雰囲気です。以前の授業では概念についてほとんど議論しないまま、賢い人があっという間に大きなモデルを作り、グループでできたモデルも結局簡略化しすぎたものでした。

今回のWSでは、分析のナイーブな過程を体験でき、確実に何かが身に付いたと実感できます。西條先生とグループのみなさんに心から感謝します。自分の研究をまとめたら、先生とグループの人達に見ていただきたいなあと思います。4日間とても楽しかったです。

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職位(身分)[大学院生・修士課程]・関心専門領域[精神看護学]

グループワーク・参加者については、初顔合わせの人員構成でしたが、それぞれの無言の配慮が感じられ、大変心地よい時間を過ごすことができました。私自身、素直な気持ちで参加することができました。

 

逐語記録については遅れをとり、グループメンバーに大変ご迷惑をおかけしましたが、そのことで私が「気にしているのではないかと心配している。」との心温まるメッセージをいただき

ました。

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職位(身分)[助教   ]・関心専門領域[看護

・リサーチクェッションを立てるのが難しかったです。データー収集から理論生成まで、一連の過程が経験できて大変に勉強になりました。

・参加者の皆さんは、大変意欲的で刺激になりました。皆さんの考えを聞くことによって考えが広がったように思います。

 

・先生からは、困った時に的確なアドバイスをして頂いたように思います。

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職位(身分)[大学院生]・関心専門領域[音楽社会学]

 知らない人同士のグループワークでしたが、目的意識が近いということもあり、すぐに打ち解けてワークショップに集中することができたと思います。質的研究は初心者なので、このワークショップに参加することに最初は戸惑いもありましたが、西條先生や周りの参加者の方々からのアドバイスを受け、夢中に取り組んでいるうちに、少しずつ理解できるようになり、個人的にも成長できたと感じています。今回学んだことを、早速、今取り組んでいる論文で活用できればと思っています。

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職位(身分)[准教授]・関心専門領域[留学生教育]

4日間を空けてワークショップに参加するのはかなり根性のいることだと思っていたが、実際に参加してみて、学びの目的を達成するにはそれだけの時間を必要とすることを実感した。

今回のワークショップが他のワークショップと異なるのは、研究手法を理解するのにRQを立てるところから始められたことだ。しかし、これこそがこのワークショップの根幹であるとも言える。特に、質的研究の場合はこのRQの設定が重要であることを身をもって体験させていただいた。これは今後の私の研究活動においても繰り返し思い出されることだと思う。改めて西條先生には御礼を申し上げたい。

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職位(身分)[国立看護大学校 研究課程部]・関心専門領域[成育看護学領域(母性・小児) ]

質的研究の手法について、とても興味があり参加しました。初日は、見ず知らずの方たちとのワークで少々緊張していましたが、そのうちに時間が過ぎていく中でワークに集中していくとそんなことも忘れ、いつしか皆さんと馴染んでいました。

グループワークが主体のプログラムで、とても充実した時間でした。グループのメンバーの方の背景もそれぞれ違うので、多角的な視点からの思考や方策が提案されていき、まさにグループダイナミクスの醍醐味という感じでした。1人の作業だと、ついつい自分の中でのお決まりの思考回路(迷路)にはまってしまいがちなところも、メンバーとの話し合いや意見交換の中で整理されていき、抜け出せた感じがしました。特に、概念作成やカテゴリー分類などは、ひとりでは到底できなかったと思います。

印象深い点は、先生の表現力の豊かさです。グループで考えているときに、概念など妥当な言葉がなかなか見つからないときに、タイムリーにそのニュアンスを捉えたやわらかい(誰でもその意図が容易にわかる)コトバを自然に(あまり深刻に思い悩むことなく)提示していただいた事が度々あり、その度にその表現力に感動していました。語彙力ってとても大切だと実感しました。もし、特別になにか訓練されたのであれば是非知りたいと思います。わかりやすいたとえ話も魅力的でした。

学んでよかったことは、この質的研究法のプロセスを実際に体験できたことです。また、どの時点でもRQに立ち返って思考していくことで、自分の考えがRQから逸れずにすすめられたことも実際経験できて、今後の参考になりました。また、最後までデータ(テクスト)を見返しながら、カテゴリーの妥当性などを考えていく方式は、実践的でとても有効だと思いました。   

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第2回アドバンス編 質的研究ワークショップアンケート調査結果(質的)

関心専門領域[ 授業開発 ]

前回のベーシック編に参加できなかったので、知り合いの先生からご紹介いただきアドバンス編を聴講させていただけてよかったです。講師の西條先生をはじめ、関西大学院の院生の方が大変こまやかにお心づかいくださったおかげで、はじめてでもとても参加しやすかったです。メール連絡のこまやかさや時間厳守の文字などを見て、きびきびとした会だと予想していましたが、西條先生の雨の午前中にはちょうどのペースで始まったお話で緊張もほぐれました。

 

領域的にはあまり参考にはならなかったのですが、いろいろな研究分野の方がいろいろな研究や関心によって研究されていることは刺激になりましたし、アプローチの仕方は勉強になりました。特に学べてよかったのは、やはりRQの立て方でした。広がる関心からRQを絞り込むのは難しいこと、RQやゴールをタイトルに入れることも改めて思いいたりました。

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職位(身分)[看護師]・関心専門領域[医療安全]

西條先生の「ライブ講義 質的研究とは何か」を手にして、研究方法論というよりもむしろどういった教え方をされる先生なんだろう?という点に関心を持ちながらの参加でした。

今日は、RQの修正や資料の作り方、プレゼンまで幅広く学べました。研究方法をどう学び教えていくか?の説明のときに、これまでは『教えないが、盗み見る権利を与えた』・・・医療も高度になり分業が当たり前になっていますが、いまの時代にどういった学び、教え方が必要か?というようなことを問われたと思いました。『知の公共化・言語化』ということを話され、この時点で医療や看護の学会発表とは違った学びの空間を感じました。

西條先生とみなさんのやり取りからは、難しいことをわかりやすく他人に話すことの大切さを実感しました。

『管理職のメンタルヘルスの研究』では発表者と先生のやり取りを聞いて、女性医師の離職の問題が頭をよぎりました。医師は、管理職でない研修医のときからメンタルの問題を抱えます。管理職という職位より、働き方や裁量権、責任の重さが関係するとしたら。RQは?と、自分の関心に置き換えて考えていました。

こうした研究者の考え方や研究のプロセスを知ることによって、完成されたものだけを読むのとは違った学びができました。他分野の方とフラットな位置で集団として学ぶこと、看護の世界にも広がれば離職者が減るのかもしれません。現場で研究成果を活用する立場にある看護師としても有意義なWSでした。本当にありがとうございました。

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職位(身分)[ 講師   ]・関心専門領域[ 看護学 ]

発表者は皆さんそれぞれに,正直に内容を説明し討議して欲しい点を明確にされていたので,他領域ながらよくわかりました.また,参加者からの意見については,指摘のポイント(視点)と具体的アドバイスが,自分の思考にとって,質的研究という捉え方の上で非常に参考になりました.

時間的にはハードでしたが,意見交換しやすい雰囲気でしたし,人数的にも全員の顔が見えましたので,楽しい刺激がもらえました.また,抽象度が上がりすぎた概念やカテゴリーを作ってしまうなどは,私の課題でもあったので,他人事ではなく拝聴できました.

特に西條先生が,「ずっとモデル図を見ていると捨てられない.うまく表現できていないなら思い切って真っ白な紙に書こう」,「これまでの研究にない,あるいは質的研究ならではの面白い概念はあったか?」,「誰に役立つモデルなのか?」と言われたことは,分析に行き詰まっている私には特に重要ポイントでしたので,早速目にみえるところにRQと一緒に張り出しています.

ちょうど大雨で西日本では被害が出るような状況の中,良い学習の機会が得られたことを感謝していますし,関西大学の皆様にも大変お世話になりました.ありがとうございました.

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職位(身分)[医療機関勤務]・関心専門領域[高齢者福祉]

ベーシック編同様、多彩な分野の参加者で大いに刺激になりました。これは、西條先生のワークショップの特徴でしょうね。今回私は発表させて頂いたのですが、とても活発に皆さんからの意見を頂き、勉強になりました。また、発表が終わって席に戻った後にも、フロアの方から丁寧なご意見を頂く場面もあり、みなさんの熱意に感謝感激です。

今回は、概念名とモデル図の精緻化が目的だったのですが、自分の研究が客観的にどのように理解されるのかがわかっただけでも収穫でした。そして、モデル図の組み立ては自分一人のアイデアでは限界があるなあと、あらためて感じさせられました。道のりはまだ長いですが、何とか論文に仕上げたいと思います。

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職位(身分)[大学院研究生]・関心専門領域[社会心理学]

昨年ベーシック編に参加させていただき、とても貴重な時間を過ごすことができました。ただ参加しただけで放っておくと、学んだはずの多くのことが単なる知識で終わってしまう可能性もあるかと思い、今回は研究発表という形で参加させていただくことにしました。

 

聴講という形で他の人が行っている研究を垣間見させていただくことは、それはそれで大変有意義なことではありますが、やはり学んだことを自分自身の研究に生かしてみて、初めて「身につく」のではないかと思います。また、実際に発表をして第三者から意見をいただいて研究を洗練することは、より完成度の高い研究とするためには不可欠だと思います。今回の発表で、西條先生はじめ、さまざまな分野で活躍されてみえる方々が、私の発表に貴重なご意見をくださったことは、とても意味のある学びとなりました。

 

このWSは、発表希望者が多く、今回も発表者としての枠が埋まってしまったために聴講という立場をとられた方も少なくなかったと聞きます。その方たちにとって、私の拙い研究がどの程度役に立ったのかわかりませんし、かえってあのレベルの発表で申し訳なかった気もしていますが、今後機会があれば他の方の発表もぜひ聞かせていただきたいです。また、今回は発表終了後、何となく「ふぬけ」な状態で過ごしてしまったので、次回以降は積極的に質疑応答に参加し、聴講者としての役割も果たしたいと思っています。

 本当に充実した時間を過ごすことができ、感謝しています。ありがとうございました。

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職位(身分)[准教授]・関心専門領域[日本語学、人文社会系全般]

具体的な研究発表と質疑応答を実践するもので、 発表者にとっては自身の研究発表を実践することで有益な論の鍛練の場となり、聴講参加者にとっては建設的・生産的な質疑の経験の場となるものでした。「質的研究」に限らず広く研究発表や議論に携わる者にとって大変有益だと思います。
 

8名の方々の発表テーマは心理や医療、教育など、多岐にわたっていましたが、どの発表も研究者の具体的な実践(目の前の現象)に基づく問題意識が明確で面白かったです。 おそらく専門は最も遠いだろうなと思いつつ、専門を超えた生産的議論の場を楽しみました。

最近、個人的に関心を持っている、人間の成長(葛藤や困難をある意味乗り越える、メタ的な視点の獲得。これは研究の上での成長をもちろん含みます)の条件についてもいろいろ示唆を得ました。
 

関心相関的に設定されたリサーチクエスチョン(RQ、問題設定)の重要性、研究のフィールド、調査対象、データの扱い、分析方法、帰結からの予測の方向性も、すべてRQに照らして選択され整合性が吟味されることが繰り返し確認されました。質的研究に限らず、研究の論理的整合性や説得力を担保するために重要なポイントだなと改めて感じました。

 
 私の専門とする言語学の場合、研究対象は言語形式になるので、データ分析(定義、概念化)の具体的な手法は異なりますが、分析・一般化において、調査対象やフィールド(用例調査のテクスト)の選定の条件明示が必要であること、問題設定に照らして論が組み立てられ整合性が測られることは同様です。

そういう前提に立って「問題設定」について考えるとき、具体的実践に基づいて明確なRQを立てることができる、その側面を重視するアプローチであることは質的研究の大きな強みだなと感じました。翻って、言語学はもちろん多くの文系分野において、問題設定の明確化がもう一歩しにくい(甘い?)のではないか、とも、そのこと自体がメタな視点の獲得を遮り、適切な枠組みや理論の選定の機会を逸してしまう原因なのかもしれない、などとも思いました。

どの分野でも、多くの研究環境では、ある理論的枠組みが最善のものとして与えられ吟味選定の機会もないことすら珍しくないし、どれかに乗ってしまえばそれなりに格好がつきます。ある文脈では高評価を得さえします。ある範囲で用例をとってその範囲で記述的一般化することでも、意外と格好がついてしまいます。(記述はそれ自体現象をとらえる意味で当然重要ですがこれも本来問題設定あってのものです。)
 

文献や資料を前提とした文系の古典学的伝統を持つ分野では特に、問題設定を研究者自身が明確化しなくても成立してしまう側面があって、それが研究()自身の論の自立性や整合性をあげる営みの方向性を見えなくする(:先生や先輩だけ見える状況をつくる)原因なのかもしれません。
 

講師のお話しにもあった通り、研究は一人ではできないもので、当然、他の目での相対化や議論で洗練されるべきですが、議論の機会の生産性という意味でも、論自体の質の担保の基準となるべき問題設定の明確化、整合性のチェック(必要に応じて再構築)というプロセスは重要です。

WSでも「研究モチーフ」とRQの違いが取り上げられましたが、研究が停滞しているときというのは「モチーフ」くらいでとどまってしまっている、あるいは現象から離れて悪い意味で抽象化してしまっている場合なのかもしれません。いわゆる研究指導の際にも、タイトルなどを取り上げて(ケチをつけて)問題設定を確認したり明確化を促したりすることはあるのですが、まだまだ自覚的でなく先のばし傾向にあるかもしれない。もったいないことだなと感じました。
 

問題設定の明確化の重要性。当たり前といえば当たり前なのですが、改めて再確認した次第です。(WSのねらいそのものですね)
 

たくさんの生産的議論に対して自覚的な方とご縁を得る機会としてもたいへん有益でした。(名札制やお昼休みのグループ、懇親会のご配慮も幸いでした。)こういう日は疲れを感じません。(感じるのは翌日以降…)

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職位(身分)[学生]・関心専門領域[ 医療心理 ]

今回発表させていただいて,今まで自分が気にも留めていなかったことを指摘されたり、的確な改善案をいただいたり,大変有意義な時間を過ごさせていただきました。このような研究の場合,やはり終着点をどこにすべきなのかを自分で設定しなければいけないため,1人ではなかなか決断できないでいるところがあります。今回,少し背中を押していただき,とても感謝しております。また,参加者は,みなさんとてもいい方ばかりで,初対面の方がほとんどなのですが,またお会いしたいと思う方ばかりでした。このようなご縁をいただき本当にありがとうございました。

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職位(身分)[ 助教 ]・関心専門領域[心理学]

◎ 全体の印象や雰囲気

ベーシック編もしくはアドバンス編を受講してきた人がほとんど?で顔見知り同士もいたようであたたかい雰囲気だったと思う。かといって排他的でもなかった。コーディネートする先生の影響もあるように思った。

◎ワークショップの形式や内容

事前に形式や内容の説明を受けていたので特に何か思うことはなかった。私は今回ワークショップを受けずでの聴講で参加したが、受講された方の発表を聞けたことは今後の参考になった。

◎グループワーク

一緒にお弁当を食べたが、隣の人とお話できたのが楽しかった。

◎参加者

近くにいた人がお菓子をくれたり、親切にしてくれて嬉しかった。参加者の方の発表はバラエティに富んでいて面白かった。また、質的研究ということも関係しているのかもしれないが、研究と研究者が結ばれているという感じがして興味深かった。

研究は本当はどきどきわくわくするものでたまに苦しいときもあるけど楽しいものだということ、また、どんなにバラエティに富んでいても、もともとは同じところにあり路頭に迷ったときは立ち返りシンプルに捉えなおす、ということも思い出すことができた。

◎講師の教え方

発表が終わったあとも発表者とお話しをされたりして、その時その時で一人一人を大切にされる先生だと思った。先生のおっしゃることは共感できた。ごはんを食べてから?テンションがあがっていたのが印象的でした。

◎特に学べてよかったこと

発表者の方は、ワークショップで学んだことを自分の研究に照らして発表されていると思うので何も受講してなくても充分吸収できるものがあった。

先生のことばは、お聞きしていて心がざわざわするような、嫌な気持ちになることがなかったので安心できた。特に印象に残っているお話しはy=ax+bのお話や、強い立場の人が配慮すべきこと、あとは全く違う世界の人に聞いてみる、等だった。また、言語化できないこともある、というお話しも記憶に残っている。これについては先生が研究法について教えてくださった部分にも感じたことだが、暗黙知の部分があること、そしてそれを明らかにすることは実はすごく難しいのだがとてもわくわくするものであると思った。

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職位(身分)[准教授]・関心専門領域[看護学]

今回は様々な検討段階の発表を聞くことができ、応用編として実に得るものが多かった。特に、発表者のみなさんから「検討して欲しい点」を多々提示頂いたことで、実際的な議論ができ、誰もが突き当たる悩みを乗り越える道筋への示唆を頂く、素晴らしい機会になった。一つ一つの発表に西條先生が丁寧にコメントされるのも非常に勉強になったし、多彩な領域の方々のご意見も活発に出て、久しぶりに頭を本来の使い方に働かせることができて、楽しい一日でした。

格安の懇親会での交流も楽しく、普段アカデミックなこととはほど遠い運営に忙殺されている身に刺激をいただけたと思います。実は、インタビューは貯まっているんですが、テープ起こしが全然できておらず、焦っておりますので、この夏休みにどれかはこなして、次は発表ができるように・・と決意させて頂きました(いつまで続くか・・)

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職位(身分)[ NPOスタッフ ]・関心専門領域[ 教育 ]

「建設的なアドバイス」というグラウンドルールや、発表者からのリクエストにこたえていこうとする進め方によって、気持ちよく参加できたと思います。

モデル図を描くとき、どのような描き方があるか、どんな記号を使うとわかり易いかといったことの事例や、発表者のために質問するときの視点(=自分で自分の成果を見直すときの視点にもなる)がいくつか得られた点は、大きな収穫でした。ありがとうございました。

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2009年7月9日木曜日

質的研究集中ワークショップ第六回

構造構成主義アカデメイア事務局です。

質的研究集中ワークショップ第七回以降ご希望の方はフォームより仮登録下さい。
日程が決まり次第ご案内させていただきます。

http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P66385219

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2009年4月4日土曜日

第五回質的研究集中ワークショップアンケート調査結果

 長崎大学で行われた第五回質的研究集中ワークショップ終了後、次のような内容の簡易アンケート(量的)が行われました。

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■ 質的研究集中ワークショップに関するアンケート1(量的)

 アンケートのお願い。4日間お疲れ様でした。今後よりよいワークショップを開催するための資料とさせていただきたいと思いますので、無記名のアンケートにご協力ください。

 今回のワークショップにつきまして、率直な実感として以下の各項目の当てはまるものを選択し、○で囲ってください。


(1)ワークショップ全体の満足度
 [5とても満足・4まあまあ満足・3ふつう・2やや不満・1とても不満]

(2)ワークショップ全体の楽しさ
 [5とても楽しかった・4まあまあ愉しかった・3ふつう・2あまり愉しくなかった・1まったく愉しくなかった]

(3)質的研究のリサーチクエスチョンの立て方からデータ収集、分析、理論構築、発表までの概要を体験的に理解できた。
 [5よく理解できた・4まあまあ理解できた・3ふつう・2あまり理解できなかった・1まったく理解できなかった] 


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【結果】

31名の回答を得られ(回収率94%)、結果は次のようになりました。

(1)WS全体の満足度 5[とても満足]=21人、4[まあまあ満足]=10人

(2)WS全体の楽しさ 5[とても楽しかった]=28人、4[まあまあ楽しかった]=3人

(3)リサーチクエスチョンの立て方からデータ収集、分析、理論構築、発表までの概要を体験的に理解できた
 5[よく理解できた]=9名、4[まあまあ理解できた]=19名、3[ふつう]=2名、2[あまり理解できなかった]=1名

 なお、(3)については次のような補足的がありました。
「このベーシック編を用いて、一つ自分で研究をまとめたいと思います。そうすると「良く理解出来た」レベルになるとおもいます。」
「質的研究の初心者としてはとにかく手法を一通り体験できたというレベルなので、これから少しずつ理解を深めたい。」



 またそれぞれの平均値は以下のようになりました(小数点第二位四捨五入)。

(1)WS全体の満足度 4.7

(2)WS全体の楽しさ 4.9

(3)リサーチクエスチョンの立て方からデータ収集、分析、理論構築、発表までの概要を体験的に理解できた 4.2




アンケートにご協力いただきありがとうございました。

第五回質的研究集中ワークショップ受講者の感想

 第五回ワークショップの受講生の皆様のアンケート(質的)に書いていただいた感想を掲載いたします。 アンケートのご協力いただいた皆様,誠にありがとうございました。


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 ワークショップに参加した目的が質的経験を一通り経験することだったので、それを4日間で体験学習できたことについて大変満足しています。事前の案内を読んだ時、「熟読すること」という言葉に多少のプレッシャーを感じましたが、テキスト自体がわかりやすかったので、当日のワークショップが始まった時は、内容に入りやすかったと思います。それに、西條先生がスラスラと何の滞りもなく説明をしてしまったとしたら、私も参加者として「ちゃんとやらなければ・・・」と非常にかしこまってしまったと思いますが、考えながら話されていたり、時々間があったりしたことで、じわじわとワークショップに馴染めていけたような気がします。変な言い方ですみません。

 最も印象に残ったことは、「楽しいからこそ続けられる」「楽しくなければ続けられない」ということです。これは自分たちが関心のあるテーマを研究したことが大きかったと思います。全体を振り返った時、なぜ2班はいつも笑いながら4日間を過ごせたのかを考えて、このRQだから楽しくできたのだと気づきました。同時に、自分の中で「研究を楽しむ」なんて考えたことがなかったのではないか。研究は「やらなければならないこと」のように思い込んでいたのではないかとハッとさせられたのです。

 これと大きく関連するのが共同で研究することが楽しいということでした。私の中で共同研究と言えば、対等な関係で行うものではなく、上下関係の中で行うものだというイメージが強かったので、「楽しいもの」というよりも「業績は作れるけれど気疲れするもの」だというのがありました。けれども、今回のグループワークでは、先生が毎日強調されていた「ワークショップの原則」が生かされて、各自の持ち味が生かせたのではないかと自負しています。その結果、皆が「楽しい、楽しい」と言いながら過ごせたのだと思います。

 また、当初は異分野の人とは方法論では共通しても同じ関心で研究することはできないと思っていましたが、このワークショップが終わった今ではむしろ逆の考えを持っています。特に私にとっては、看護の分野でも教育であり実践の場である現場を抱えていることと研究を両立することの困難さという日本語教育分野とも共通する問題を見つけることができたのが大きな発見でした。「今度一緒に研究をしましょう!」と早速この縁を生かして次に繋げていく気運に満ちています。

職位(身分)[ 准教授 ]・関心専門領域[ 日本語教育学 ]


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①全体の印象や雰囲気

 非常に学びやすい環境だったと思います。長崎の開催とあって、グループのほとんどの方が顔見知りで、うまくとけ込めるか心配でしたが作業を進めていくうちに問題なくなりました。グループメンバーの方が、いろいろとお気遣いくださったのだと思います。本当に最後の打ち上げまで楽しかったです。自分にとって大切な「学習コミュニティ」を持つことが出来ました。

②ワークショップの形式や内容
 基本編としては、十分理解しやすかったと思います。進め方も実践的でよかったです。

 ただ、認識論や理論的前提の部分は質的研究において非常に重要な部分でしょうから、いろんなディスカッションがあったりした方がよいのでしょうが、分析してまとめの作業もあることから考えると、時間が長いと思いました(3日目の午前中など)。先生のご指定いただいた本の内容は基本的に理解しておくことが前提でしたので、例えば、「理論とは」などのようなやりとりは無くても良かったのではないかと感じました。

 インタビューガイドについての全体でのディスカッションは、半構成インタビューにおけるインタビューの項目の設定等についても議論できて良かったです。

 日程的に苦しいと思うのですが、概念化、コアカテゴリーの設定等で先生を交えたディスカッションがもう少しあっても良かったかなと思いました。客観性を問うわけではありませんが、自分の解釈をより適切にすすめるためにも。ただ、限られた時間で西條先生は非常に熱心に見てくださっていたので、その部分で不満があるわけではありません。

③グループワーク、参加者

 グループは看護の方が多く、私も看護系の人間なのでグループワークも進めやすかったです。他のグループは、いろんな分野の方もいらっしゃったようでそれはそれで面白いと思いました。私の修論は、状況論的アプローチを用いた新人看護師の研究だったので、心理学系の参加者の方と議論したり、協働したりすることも個人的には興味を感じます。

 今回のワークショップは非常に和んだ雰囲気でしたし、その点を西條先生もご配慮くださっていたので良かったです。

④講師の教え方、また特に印象深いこと,特に学べてよかったこと、ワークショップの感想

 どんな質問にも真摯に向き合って、自分の解釈をきちんと述べてくださる西條先生のご姿勢に感銘いたしました。研究者としても非常に見習わなければならないと感じました。質的研究に関して、今まで考えていたこと、過去に指導教官から教えていただいたことが、西條先生の本でより解りやすく説明してありましたが、今回のワークショップでご質問させていただくことで自分の中で理解し直すことが出来ました。非常によい学びになりました。

 最後の打ち上げも楽しく、西條先生の方からいろいろと話しかけてくださって非常にうれしかったです。本当にありがとうございました。

職位(身分)[大学講師]・関心専門領域[看護学・看護教育学]


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○全体の雰囲気は、非常に自由で隔たりの無い、楽しい雰囲気でした。はじめのオリエンテーションで、ワークショップをすすめる注意点として、雰囲気に触れていた事も影響しているのでしょう。特に、研究者ではない私など現場の人間が、このワークショップに参加してついていけるか、理解できるかと不安でしたが、そのような壁を作るものはなく、のびのびと発言できました。

○ワークショップの形式は、事前にベーシック編を読んで参加したので、おおよその形式は理解でき、それと大きく違わなかったので、スムーズに参加できたと思います。

○参加者も、大学の先生が多かったと思いますが、分野が分かれており、看護系だけでなかったことが、グループワークのディスカッションを深めることに繋がったと思います。グループ分けも特に意識してはいなかったと担当の方から伺いましたが、どの班を見ても、大学の偏り、専門分野の偏りがないバランスのよいグループになっていたと思います。

○講師の教え方:一見講義なれしていないかのような、一つ一つ確認して話す、すすめるという点が、逆に、聞く側の集中力を高めたように思います。ワークショップに通いなれた人は、講師の流暢な自信たっぷりの話し方をイメージすると思うのですが、先生の話し方、すすめ方は、自信が無いわけでもなく、自信が鼻につくということでもない(失礼な表現でした・・・)、真摯に質的研究について語っていただけたことが、講義やワークへの関心を更に高めたように思います。

○特に印象深いこと・学べてよかったこと
 まだ、理解できたとはとても思っていませんが、ワークショップの中で出た質問「構造構成主義は、何故、『主義』というのか?」「メタ理論とはなにか」「自分達が使う『理論』と、先生が説明する質的研究の中での『概念=理論=テクスト』とは、どう違うのか」といった内容と先生の回答は、やり取り自体も印象深かったですが、内容も本質的なことについて説明をしてもらう結果になり、とてもよかったと思います。

 本を読んで参加し、先生の講義を聞いていると「わかったような気持ち」にはなるのですが、その「わかったような」は、「構造構成主義のバックグラウンドの広さ・深さ」であり、簡単に批判できないという畏敬の念のようなものです。わかっていない事をわからないという率直さとそれを理解できる形にしようとする先生の説明のいずれも、学ぶ人間にとって大切な事だと感じました。しかし、今回のような質問には、あらかじめ準備しておいても良いのではないかとも思いました。構造構成主義の中で使われるコアな言葉や概念については、他の本の中に簡潔に触れられていたりしていますので、それから抜き出して、ワークの初めに触れていただくと良いのかもしれません。(実際は触れていたようにおもいますが・・・)

 ワークショップを通じて、RQの立て方が大変重要であると思いますが、最も難しいのもRQでした。「こだわらないこと」と「なんども考えること」のバランスが難しく、グループで一つのRCを作るまでには、それぞれの考えを出し合い、議論しぶつかって、壊して、そこから共通項を作る・・・と思うと、こだわりも必要・・・でも適当にこだわらないで進むことも必要・・・。こだわらないで進むことと「妥協」はどう違うのだろう・・・等、まだすっきりとはしていません。モデルの形が最終的に一部変更になったことについて、議論が十分でなかったために、それでよいと納得も出来ず、またどこが違うとも主張できずという感じで、もっともっと自分達で意見を言い合うべきだったと思います。

 それでも、RQからモデルが出来てくるとそれは部分的にではあっても普遍性を含んでおり、「そうそう、そういうことよ」といえるモデルが出来る。すると、ある人たちにはそれを使って役立ちそうな説明が可能になる面白さ。RQの元に出てきた現象の解釈の面白さと解釈の怖さのようなものを感じ、「志」の大事さを噛み締めました。

 全体を通していとことで言うと、「楽しかった」です。

職位(身分)[看護師長・医療安全管理部副部長]・関心専門領域[心理、精神、コンフリクト・マネジメント、医療安全管理]


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 修士課程の2年間でやってきたことを4日間で行ったので、濃厚で、充実しすぎて、頭も朦朧としていたので、ついこの間のことなのによく思い出せず、すみません。すごく楽しかったです。本を事前に読んでいたのもよかったんだなと思いました。参加者同士にあまり上下関係がなく水平関係で意見交換出来たのでよかったです。それとグループ全員医療従事者でしたが、関心専門領域も職種も年齢も微妙に違うグループだったので、普段接点があまりない方たちと意見交換できたのがよかったです。

 先生がおっしゃるように3日目が朦朧として地獄のようでしたが、最初からお膳立てしてもらって、困らないようにしてもらうより、苦労するほうが、達成感もありました。

 そして先生のポイントをついたアドバイスでわかったような気になりました。微妙なさじ加減がよかったです。今は登山(実際やったことありませんが)をした後のようで、充実感と疲労感で朦朧としています。なので、今すぐワークショップ続編の企画があるよ、どうする?といわれたとしたら、躊躇しそうです。ですがしばらくしたらまた気持ちが蘇りますので、ぜひ続編をよろしくお願いします。遠いと思いますが、また長崎に来て欲しいです。色々とありがとうございました。

職位(身分)[専任教員]・関心専門領域[助産学]


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全体の印象や雰囲気
質的研究を学びたいという意欲に燃えた人々の集まりで、熱気が伝わってきました。

ワークショップの形式や内容
4日間という2週間にわたる短期集中型ワークショップはウイークデイに休みをとれない私にとってはとても有難かったです。
内容も、事前に指示を頂き学習できていたこともあり、理解しやすかったです。

グループワーク、参加者
グループメンバーの年齢が若く、活発な意見の交流があり、年配者の私は大変興味深く、楽しく勉強できました。

特に印象深いこと,特に学べてよかったこと
「質的研究では仮説をつくらない」ことに悶々と悩んでいたので、今回の先生の「ある程度の仮説(見通し、ビジョン、仮想)は必要である。しかし固執しないこと。」という発言で勇気付けられました。それと「少数事例で了解を得るためには包括的に示すことが大切」ということも合点がいき、私にとっては大きな学びでした。

職位(身分)[ 教授 ]・関心専門領域[ 助産学  ]


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・各グループに男性が入っていたことの成果は大きかったと思います。職種も性別も違う個がディスカッションを通じてぶつかり合うことで、普段「だよね~」と言葉を省略してもわかりあえる環境にいることから飛び出すことができ、物事を考えるときの言葉の重要性と異文化コミュニケーションの必要性を再確認しました。答えを出すことよりもディスカッションの過程を大切にしながらグループで作業に取り組めたと感じています。

・毎回、最初にワークショップのルールを確認していただいたのでよかった。やはり地方での開催、さらには限られた領域が世話人となった場合、同じ職種や職場からの参加が多くなってしまうことは否めないので職位間の無言の圧力というものは仕方がないと思いますが、あえて言語化して確認していただくことでお互いに気をつけることができたと思います。

・作業の合間に、参加者からの質問に答え構造構成主義の考え方にも触れていただいたのでよかったと思います。たしかに先生の本に書いてあることではあるのですが、実際の作業と照らし合わせながら西條先生の生の語りで、本をさらに噛み砕いた表現で説明していただけたのでワークショップ終了後に再度本を読んだときに、「ああ、こういうことだったのか」と少しだけ理解が深まりました。翌日にいただいた質問をまとめた資料も参考になりました。

・事前に西條先生の本を読んではいたのですが、わかったつもりだった自分に気がついて、ワークショップ終了後、再度先生の本や池田先生の本を読んでいます。このワークショップで終るのではなく、これをひとつのきっかけとして継続して学習していきたいと思います。

職位(身分)[大学教員]・関心専門領域[ 看護、福祉、教育  ]


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 研修を受けようと考える方が集まっていたので、積極的な雰囲気があり刺激になりました。他職種の集まりも視野が広がりよかったと思います。

  ワークショップの形式や内容について・・・
  7人のグループワークは、多いように感じましたが、実際作業をしていくと妥当な人数だと思いました。教授もいらっしゃいましたが、自らリーダーを買ってでていただき、研修生の一人として接していただけました。

 はじめの講義は、質的研究を勉強するにあたり役立つものでした。いくつかの本を読んだ知識が整理されたと思います。しかし、SCQRM・構造構成主義は、講義の中では理解しにくかったです。後日参加者からの質問が展開される中で、私の本での理解が間違いではなかったということがわかり、理解できました。

職位(身分)[ 看護大学 助手 ]・関心専門領域[クリティカル領域 ]


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 テキストを読んできていることが前提で進めていくスタイルが、私にはとても合っているようです。のんびりした雰囲気でスタートして、限られた時間内に何とか形にしなければ!という緊張感と最後に得られる達成感は、とても心地よいものでした。

 これまで私は1名のデータを分析することに違和感を持っていました。そして私が発表するとき、対象者が少ない場合は対象者の背景をある程度公表することで、「限定された対象であることは分かってるの!」という言い訳をしてきたように感じました。分析のプロセスも一般化されたような、形式に沿った記載しかしていませんでした。また、聞き手が参考になるかどうかの判断をつけられるような情報を提供していたかというと、発表することに精一杯でとても不親切な内容だったと思います。

 私がなぜ1名のインタビューデータの分析に違和感を持っていたかと考えると、発表形式によるものもあると思いますが、「対象者の語りデータ」→「このように分析した」という流れを集めた発表が多くて、全体の構造が見えなかったからではないかと。ある方の経験として「それは大変な思いをしましたね」という気持ちでは聞けても、研究者に対しては「なるほど」と思えなかったのです。今回、ワークショップで2名のデータを分析から発表まで経験し、私たちの分析に参加者がきちんと反応してくれたこと(私たちが「おもしろい」と思っていたことに笑いの反応があったことが一番!)、悩みつつもグループで納得いく構造が作り上げられたことで、1名のデータでもこの方法だったら納得いく説明ができるかもしれないと思えました。

職位(身分)[大学教員(助教)]・関心専門領域[小児看護・障害児]


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■全体の印象や雰囲気
 やるべき課題がたくさんあったわりには、全体的にゆったりした雰囲気で活動が進行したと思います。そのため、最初から特に緊張することなく、リラックスして活動に参加することができました。

■ワークショップの形式や内容
・形式
 グループワークを中心に活動が進み、時々先生の講義(&質疑応答)が入るという形式だったかと思います。新たな作業を行う前に、講義で必ず「その作業をどのようにするのか」だけではなく、「なぜその作業をするのか」に関しても説明があったため、納得して作業に臨むことができました。

・内容
 ワークショップを通して、次のような質的研究の一連の流れを体験することができました。
①RQを立てる。②インタビュー項目を決める。③インタビューを行う。④インタビューを文字化する。⑤インタビューデータから概念を導き出す。⑥分析ワークシートを使って概念を精緻化する。⑦概念間の関係を図示し、構造を可視化する。⑧考察を考える。⑨発表する。
 また、一連の流れを体験することで、「RQとは何か」「理論・モデル・仮説とは何か」「カテゴリー、概念、バリエーションとは何か」「考察とは何か」というようなことがわかったような気になりました(実際に分析をし始めるとまたわからなくなるかもしれませんが 笑)。

■グループワーク
 一連の作業をグループで協働的に行ったことが非常に有益だったと思います。データから理論が浮かび上がってきたというよりも、グループメンバー間のやり取りの中から理論が浮かび上がってきたというのが私の実感です。(半分冗談、半分本気です。)

■参加者
 参加者の方々には、皆実践から発した自分の問題意識を記述するための適切な方法を会得したいという切実な参加動機があったように思います。たとえ関心領域は異なっていても、参加者が皆切実な参加動機を持っていたことが、ワークショップの場に適度な緊張感を生んでいたと思います。

■講師の教え方
 講義では、西條先生があらかじめ決まっていることを話しているのではなく、その場の状況に応じて考えながらお話されている様子が見て取れました。そのような話し方に、今この場にいる人たちと今この場でしかを生成できない何かを生成しようとする西條先生の姿勢が表われていたと思います。

 また、グループワーク中のコメントも非常に的確でした。講師にコメントをもらうことにより、それほど停滞することなく、作業を進めることができました。

■特に印象深いこと
 最も印象深かったことは、看護師の方々とたくさんお話しする機会を持てたことです。私は今回のワークショップにおいて、多くの看護師の方が非常に内省的な語り方をされることに感銘を受けました。(ワークショップの本筋ではないことで申し訳ありません。)

■特に学べてよかったこと
 上述したように、質的研究の一連の流れをグループメンバーとの協働作業を通して、体験的に学べたことが一番の収穫です。また、単に方法だけではなく、方法の背景にある原理的な考え方や、人間が現象を理解する際の癖などに関しても学べたことで、今後質的研究を実際に行う上での指針が得られたように思います。


職位(身分)[大学教員]・関心専門領域[日本語教育]


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 全体的に学ぼうとする姿勢で全員が臨んでおり,世話係の長崎大学の方々も様々な点で配慮してくださっていたので,非常に参加しやすかったように思います.グループは7名はちょっと多いかなと思ったのですが,全員が意見交換したり自然に役割が分担されたりと,スムーズなグループワークとなりました.また,全体で5グループだったので,西條先生が回って指導してくださるのもちょうど良い具合だったように思います.そして,先生は必ずメンバーの意見を聞いてくださってから指導してくださいましたし,愚直な質問にも丁寧に答えてくださいましたし,開かれた態度で質問もしやすかったですよ.全体でも,良い質問をしてくださる参加者が多く,見過ごしていたことなど確認できました.

 特に学べたことは,モデル図への飛躍の仕方です.一人で研究をすすめることが多く,どうしても自分の癖(パターン)であったり,なかなか動的な図にならないなど限界を感じていたものが,先生の最初のヒントを基にメンバーの意見で動きのあるモデル図へと変化していく過程が体験できたことは,最大の学びとなりました.そして,「RQ→質問項目の立て方→モデル図をどうするか→考察」の一貫した流れが,科学的研究として再確認できたことも,学びです.

職位(身分)[ 大学講師 ]・関心専門領域[ 看護学 ]


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 ワークショップの形式内容等、よかったと思う。全体の雰囲気も良く、グループの仲間ともよくディスカッションできていた。

 先生の教え方については、初めは先生が何を言いたいのか、よくわからなかったところもあったが、日を追うごとに、自分たちも実際体験していく中で、先生の言われている内容が把握できたと思う。講義の最初に、「年配の先生は、年下の人に押し付けない」等々の約束事のようなことを言われてありましたが、あれはやはり効果的だったと思います。それがあるから、それぞれ、平等に役割分担ができたのではと思います 。今後ともぜひ続けてください。

職位(身分)[保育士 ]・関心専門領域[乳幼児期の発達心理 ]


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 今回長崎で開催された、WS。参加させて頂いて、本当に良かったと思っています。受講料を上回るくらい多くの収穫があったし、これからもその恵みを違った形で活かしていけるように感じています。

 様々な職位・専門分野の方々と一つのグループになったため、最初は少しの戸惑いがありましたが、一日が始まる時に先生がWSの原則を押さえてくださり、以降は垣根を取っ払って一つのチームにまとまっていきました。

 内容的には、構造構成主義の原理的考え方を日常的な例を使って分かりやすくご講義頂きました。しかし、ただのトップダウン方式の講義ではなくよりゼミに近い形で、その時その場で湧き上がる参加者の本質的疑問や迷いに呼応するかのように丁寧に講義は進みました。ここが、きっと内的視点を大切にする質的研究のWSならではの光景ではないかとも思いました。その質疑応答を先生が活字に起こしてくださったことも大変有難かったです。また、研究の過程で陥りやすいループから抜け出す方法や、概念化・カテゴライズのコツ、抽象度調整の見極め、などなど、実践に役立つヒントをたくさん頂きました。

 グループワークで最初は遅れをとってしまった班でしたが、共にRQを見つめるまでには、異分野の言語理解から始まり、認識論の違いを認め合うこと、といった工程が必要だったからではないかと思います。そのうち、「今のは、メタだったねぇ。。(自身の分野の認識論で物を言った時)」、「これって、超メタ?(分野を飛び越えてRQの前に並べた時)」などと皆で冗談を言い合いながら手探りでRQまで辿っていけました。同時に分野・個の違いを生かしながら、研究を進めることもできました。本当に個性豊かなメンバーが揃い、それぞれの研究を持って温泉合宿を夢見ています。今振り返ると構造構成主義を体感していた(している?)のかも知れないと思います。これは先生の戦略でしょうか?

 そのことを思うと、研究の上だけではなく、臨床上で異職種間のマネージメントを引き受けたり、異職種での協働したりすることの多い心理の仕事にとっても、とても有用な視点をご教示頂いたと思います。先生の言葉で特に印象に残っているものの一つに、「自分の能力を自分の中だけに閉じてしまうと、その能力はうまく活用されなくなる」があります。自分の能力の性質と限界を見極めながら、常に人と人の間で使って頂けるよう、日々、精進していきたいと思います。ありがとうございました。

職位(身分)[臨床心理士]・関心専門領域[ナラティヴセラピー・緩和ケア]


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 ワークショップ参加の初日は、「自分が(ワークショップに)ついていけるだろうか」と不安でした。けれども、先生の講義中の譬えが初心者の私にもとても理解しやすく、事前学習したSCQRMベーシック編で記載されていた内容を想起しながら学ぶことができました。
特に、ホワイトボードに図示しながら説明していただいた、量的研究の限界や、内的視点、GTAなどがイメージしやすく、理解を深められたと感じています。

 4日間で、RQを定め、インタビューの実施、理論の作成という、一連の研究プロセスを体験できたことにより、「自分は何を理解していて、どこが理解できていないのか」を明確にすることができたと思います。同じグループメンバーの方とのディスカッションが、思考を深めることにつながり、一人では絶対に不可能であろうと思われることも、ひとつの形にすることができたことは大きな喜びでした。これは「成功体験」となり、今後質的研究へ取り組もうとする動機づけになりました。

 質的研究については、全くの素人といってもいいぐらいの知識でしたが、4日間が終了する頃には、こんなRQはどうだろうか?などと考えている自分に驚いています。

 「何のために」を常に考えることの重要性について、研究のプロセスで繰り返し説明していただいたおかげで、4日目にはグループワークでの意見交換で「この現象を理解してもらうためにどう表現するかが大切なことなので・・・」と「何のために」に戻って思考している自分を発見できました。「学ぶ楽しさ」を久しぶりに実感することができ、充実した4日間でした。とはいえ、概念を洗練していく過程においては、難しさを実感しています。今後もサポートを頂ければと感じています。

職位(身分)[ 看護師長 ]・関心専門領域[ 看護管理 ]


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2009年3月2日月曜日

第四回質的研究集中ワークショップの感想集

第四回質的研究集中ワークショップ終了後,受講生の皆様のアンケートに書いていただいた「感想」を掲載いたします。(*お送りいただいた中で掲載可のものを掲載しております)。 アンケートのご協力いただいた皆様,誠にありがとうございました。


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 私自身は質的研究の初心者でしたが、とても解りやすく学べたと感じています。質的研究の本は沢山読んだり、大学院の授業でも学びましたが、具体的な方法やどのように進めていくのかがとても曖昧でした。その上、質的研究の大変さばかりが強調され、手が出せない状況でした。

 しかし、今回は同じグループワークの中で、とっても素敵なメンバーに恵まれ励まされたり、刺激をもらったり、本当に実践で学べたことは大きな収穫になりました。他のメンバーの解釈を聴き、同じデータに対してこんなにも深く解釈できるのか!と驚かされ、もっと学びたいという気持ちが強くなりました。 また、西條先生の的確なアドバイスに何度も行き詰まりを解消するヒントをもらいました。

 今回参加して一番感じたことは、「とりあえずの鉄則」です。実際にやってみること、それも自分一人でなく仲間と取り組めたことで、投げ出さず、良いところを出し合って満足のいくものになったと思います。本当に参加できてよかったです。ありがとうございました。

[ 大学院生  ]・関心専門領域[母性看護学    ]


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西條先生、とても有意義な4日間でした。ありがとうございました。修士論文を、質的(今考えると、とてもそのようなものではありませんでした。)研究で書きましたが常にこれで良いのだろうか?と疑問を持っておりました。疑問を持ちながら、方策が見つからないままでした。今回、参加させていただき、解り易く講義していただき、理解することができました。そして質的研究をすることへの勇気が出ました。
私は、グループインタビューの良さを実感しております。このワークシュップを契機にグループインタビューから得たデータを生かし、論じられるよう更なる学びをしたいと考えます。

一つ、自分の反省を言えば、事前に提示された「ライブ講義 質的研究とは何か」熟読しておけば良かったなと思います。理解を深めておけば、より深い研究への気づきがあったろう、と考えます。次回西條先生の講義を受けさせていただけるのなら、事前の指導を守って参加したいと思います。西條先生、ありがとうございました。

[通級指導教室教員]・関心専門領域[いのちの教育]

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まず,質的研究法を学びたいという点から,とても充実していたと思います.雰囲気も堅苦しくなくかつゆる過ぎることもなくなじめました.形式と内容は,西條先生自身がワークショップそのものを関心相関的に,そしておそらくスパイラルモデルとして検討した結果のものだと思いますが,よくできていたと思います.さらに進化しうるとしたら,今回の内容であれば,4日半あればなと思いました.あるいは5日あればもっと余裕があったのではないでしょうか.

何気ない先生の話が,実はその日の作業の内容の留意点だったり,質的研究法のことだったりしたのは,かなり感心しました.さらに欲を言うなら,何だろう(これは先生の口癖です),もっと先生の話を聞ける時間も欲しかったなと思います.以前,早稲田で開かれた,養老先生の講演,西條先生と池田先生と竹田先生による(鼎談だったと思うのですが)ディスカッションで話されていたような内容も聞きたかったです.

私は,ここ何年か調査を続けてきて,質的研究法を持たずに質的研究を行っていたことに気づき,うつ気分になったり,放り出したりたくなったりしていました.そんな時,私が好きな哲学者竹田青嗣の話を聞ける,構造主義科学論の池田清彦の話も聞けると思って出かけた私を待っていたのは,西條剛央でした.どうも何か面白そう.構造構成主義は,対立点を越えていく現象学も基盤にしていると知らされ,西條先生の本を読み始めました.

読みながらなるほどと思ったり,原理を厳密に説明されている所では眠くなったりしながら,さらにこれはどうもメタ理論というものだと説明しているのだと理解し始めました.
しかし,道具として,方法としてどうすればいいんだろうと思い,いくつかの質的研究法の本を読んだり,質的心理学研究を読んだりしていました.やっぱりKJ法でやるか,一気にモデルを作ってしまうか,我流しかないかも…,こんな時に手にした本,ライブ講義版は,2冊とも職場への行き帰りの電車の中で読みました.よっぽど,私が探していた本だったのです.そして,今回のワークショップ,参加されたみなさんの中にも,私と同じような人が何人もいたはずです.

 本の中にある言葉は「研究は人が幸せになるためにある」だったでしょうか,「する」だったでしょうか,いずれにしても,自分の研究がその一端を担えればなと,自分の研究もなかなかまだまだ捨てたもんじゃないと思えたワークショップでした.

[大学院生&心理士]・関心専門領域[小児精神腫瘍学]

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昨日まで関心すらなかったことに突然関心を持ち、ひたすら考え抜く4日間でした。振り返ると突然の体験は偶然ではなく、過去からの必然によって生じており、しかも今日にも明日にもつながっていた、という体験でもありました。

特に印象深いこと
○沢山の概念が出た後、それを伏せて紙にストーリーラインを書いた時に出てきた飛躍について、改めて概念やデータそのものにそれが基づくものかどうか点検した際、それまで何度も見ていた概念やデータからそれが見え、飛躍だと思ったものがしっかりデータに根付いていることに気が付いた時にとても感動した。データはその時々の関心によって色々変化して見えるものだということが分かった。

特に学べてよかったこと
○理論が概念形成、カテゴリー形成の間を行き来しながら構築されていくのであろうという思考過程を体験できたこと。作ってもそれにとらわれず、次に生じた考えと比較思考し洗練するという体験ができたこと。

○5つのモデル図の形成過程:今までモデルだけを見て納得できないと思うことがあったが、他のグループのものも含めて、形成過程を知ることで、モデル図の読み取り方をつかむことができたこと。

○RQの奥にはそれを問う人の深い関心の存在があり、RQを立てた後もその関心に照らし合わせてそれを微調整することを体験できたこと。今回自分がその場で生じた思いつきが採用され、十分言語化できないままスタートすることになってしまったが、WSの間の1週間にも、終了後の1週間にも、この思いつきと関連する記憶の積み重ねに気づくことがあり、関心の塊が少しずつ削がれていく感じを体験できた。

○繰り返しデータを見直すことになるので、データの読み込みがだんだん深まっていくという体験ができたこと。

○古くから教育には知らない人にわかりやすく教えようとする方向と、知っている人達が維持、或いは高めるための伝達のような方向があったようだが、いずれにしても対象あってのことで、次世代への継承という目的に照らし、最も伝わる方法を選択する方が有利である。そこで伝達内容と対象の理解・査定がそれに見合った方法を選択させ、結果を左右するという見通しに気づいたこと。

[養護教諭・大学院生]・関心専門領域[養護教育]


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何よりも日頃の仕事で拘縮に陥った思考をリフレッシュできた。西條先生はテキストを読んだ時は、すこし濃いめのキャラの方かと勝手にイメージしていたが、実際はかなり違う印象で、だんだんと面白さがにじみ出る感じだったが、却って講義の内容がゆっくり受け止められる感じでよかった。途中の燃えよペン等の話もよい息抜きとなった。

こうしたワークショップの楽しみの一つである全く知らない異業種の方々との新しい出会いは、実り多いものだったと思う。特に現役修士の方々の意表をつく発想や、真摯な取り組みには、大いに刺激された。また、私のグループには臨床心理士養成に当たられている先生が多く、同じような実学領域に従事するものとして様々な意見交換が行えた点も有意義だったと思う。

今回問いを立てるところから研究発表まで、かなり集中したとはいえ、4日間でこなしてしまえたのは、ひとえにメンバーの有能さと協力関係をうまく築くことができた点にあるだうと思う。最初にここのところのコツを丁寧に押さえてくださったのも効果的だったかもしれない。

質的研究は本当に体験してみないと分からないと思う。今回特になるほどと思ったのは、概念からいきなり理論の当たりを付けてみる、という手順だった。また、知見から逆に目的を見直すのもあり、等の点である。小さな迷いが生じたときに、常に本質に立ち返る思考の枠組みの持ち方や、付箋やマーカーなどの小道具の活用、構造のタイプ(時間軸の有無など)を体験の迷いのなかで、実際に示していただいたのも役立った。

さらに、質的研究は方法論が重要とはいえ、それにとらわれすぎず、常に意味ある知見を引きだそうとする姿勢がもっとも学びになった点だった。

現在私が取り組んでいる研究は、今回のように概念を取り出して理論を構築し、仮説生成をする方法ではないが、テクストを扱う研究全般に通じる考え方を学べたと思う。
もう一つはインタビュイーとしての経験も貴重かつ楽しいものだった。自分のインタビューがどのように料理されたのか、時間の都合で発表や講評が聞けなかったのは残念だったが、音声データもいただき、資料とつきあわせてお聞きしようと思う(まだ十分聞けていないので)。

有意義な(それも飲み会付きで!)4日間を過ごさせていただき、心より感謝したいと思います。

[准教授]・関心専門領域[看護学]


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ワークショップに参加するのが初めてでどんな雰囲気で分からず不安だったのですが,全体が和気あいあいとしていたので安心しました。

参加者の数が1グループ8人でしたので,全員が意見を出し合おうとすると時間がそれだけで掛かってしまいましたし,たくさんの意見を汲み取りながら話を進めていくのが難しかったです。個人的な感想では6人くらいがちょうど良いのかと思いました。グループの構成について,男女比や年齢のバランスなどがあると思いますが,1班は自分の立場からすると決してやりやすいグループではなかったと思います。

特に学べてよかったと思ったことは“ある程度”の概念を作ったら理論図に“飛ぶ”ということです。自分はテキストから分析ワークシート,カテゴリー,そして理論図というように,1から順番に一つずつきっちり固く作っていくものだと思っていたので,もっと柔らかく拡散的思考で考えた方が多種多様な解釈が出来るということをグループワークを通して学べたのが良かったです。

 3日目,4日目の後の飲み会で西條先生を初め,様々な領域の方々とお話が出来たのが楽しかったです。質的研究の仕方だけでなく,他領域の方々の関心事や研究テーマ,その領域特有の考え方や裏話が聞けたのも大変為になりました。

[大学院生]・関心専門領域[臨床心理]


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自分自身を信頼できてこそ研究者なのだなと、西條先生の講義を受講する中で改めて感じました。今後を楽しみにしています。
研究で行き詰ったときの駆け込み寺を発見したような気持です。その節はよろしくお願いいたします。4日間ありがとうございました。

[ 学生 ]・関心専門領域[看護・福祉・心理]


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・ RQを、今まで何となく立てていたが、そこからどのような研究法を選択しどのような成果を生みたいのかを考えると「自分は何を知りたいのか」と結局自分自身の関心を突き詰めることとなった。普段、案外自分の関心や興味というのは大ざっぱにとらえていてきっちり焦点を合わせていないのだと気づいた。そのために、研究途中でテーマが揺らいだり、研究法に迷いが出たり、研究法について他者から指摘されたときに落ち込んだりしていたのだろう。今回のセミナーで「自分の関心」にとことん焦点を当て、それに沿った研究を進めて形にする手順を学べたことは、今後研究を楽しみながらすることができる、大きな安心を得られたように感じる。

・ 講義中、研究の裏話含め先生の率直なお話がとても嬉しかった。教科書通りに研究を進めようとすると、前に進めない状態だったので、「とりあえずGo」と、進んでいいのだとわかった。

・ グループのメンバーもそれぞれ質的研究で不安をもっていた人だったので、自分だけではないのだと勇気づけられた。

[ 臨床心理士 ]・関心専門領域[ コミュニティ心理学 ]


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研究の始まりから、終りまで経験できたことはとても大きかったです。質的研究の本を読んでも、実際には一通り経験しないとイマイチよくわからないのではないかと感じていたところだったので、全体の流れをつかむことができて、非常に勉強になりました。
本には抽象的な表現で記載されていることでも、実際はどのようなことを言っているのか身体で理解することができました。

グループの中には既に実績のある先生もいらっしゃいましたが、初学者の私たちのペースにも合わせていただき、いろいろ教えていただくこともできました。良い雰囲気のなかで作業ができ、時間がたつのも忘れるくらい充実して、楽しい時間を過ごすことができました。

グループの人達とは、初めて会ったと思えないほどうちとけることができました。
RQの立て方。そして常にRQに立ち返りながら概念、カテゴリーを作っていくということがどのようなことなのか理解することができました。また具体的な作業方法としてポストイットを使用しながら視覚的にとらえ、身体的に考えていくということが非常に重要であることがわかりました。
先生のグループへのアドバイスのやり方もつかず離れずという感じで、とてもよかったです。一方的に話を受け身で聴くのではなく、あくまで自分たちで考え、体得していくということが非常に大事であると思いました。

[大学院修士課程]・関心専門領域[ソーシャルワーク・社会福祉]


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質的研究の基本的なことを学びつつ、RQを立てるところからプレゼンテーションまで一通り体験するということで、盛りだくさんではあったが、ギチギチの詰め込みという感じがなかったのがよかった。

グループのメンバーもとてもよく、色々な専門分野の方々とご一緒できたので、有意義で楽しい四日間だった。 一番印象深かったのは、直接の内容というわけではないが、インタビューである。練習のためのメンバーへのプレインタビューも含め、それぞれから興味深い話を聞くことができた。本来の目的とは外れるが、時間があればもっと色々な話を聞きたかった。またインタビューをすることの難しさも実感した。RQから外れるような答えが冒頭から出てきてしまったため、その後どのように話を展開させたらいいかを即座に判断しなければならず、非常に困った。しかし、一方で、興味深い話を引き出していくおもしろさを味わうこともできた。

内容については、どのようなRQを立てるかで、研究の方向性(質的か量的かも含め)が変わってくるということが、改めてわかった。逆に、データによってRQも変わる可能性があるということも実感できた(実際RQが変わってしまったで)。当たり前のことだが、どのようなRQを立てるかは、十分吟味する必要があると思った。

[ 大学非常勤講師 ]・関心専門領域[ 日本語教育 ]


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このような「研究法を実体験する」ことは、現場(?)にでてしまうとなかなか経験できないことですので、とても有意義でした。久し振りにいろいろなしがらみを離れ、純粋に「勉強した~」と脳が言っておりました。
 しかも、普段なかなか交流のない異領域の方々や若い院生の方々と意見を交わすことができ、それも非常に刺激になりました。自分がその領域にいる時は気付かなかった独特の雰囲気のようなものがやはりあるのだなぁと。

 自分のことで言いますと、とても「理解した」という所に到達できませんでした。一つの研究法を自分のものにすることは、今の自分の能力では一朝一夕にできることではありませんので、これから繰り返し取り組むことにより、研鑽を積んでいかなければならないと思います。
そういう意味で「体験」ができた今回の形態は本を「読む」だけではわからなかった「臨機応変さ」というか「流れ」のようなものを感じることができました。質問項目をたてることが非常に大切なことも改めてわかり、再度、インタビューのやり直しをせねば・・・・ということがわかったことも今回の収穫といえます。トホホ。

前回受講された皆様も書いておられましたが、時間的にはとてもきつかったです。特にもう若くはない私にとっては夕方になるとほとんど思考停止の状態でした。でも、その時はしんどかったですが、今となっては楽しい時間でした。

先生も言っておられるように、たくさんの異なった視点で意見交換することは精神的にきついこともありますが、とても大切なことだと思います。「同志」が作りにくい環境にいる自分はこれからどうしようかなぁとそれも一つ困ったことです。

そんな自分にとってこういう講習会はとても貴重な場となりえますので、これからもがんばっていきたいと考えています。西條先生、そして同じ班の皆様、本当にありがとうございました。

[短大教員]・関心専門領域[保育]


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 全体に和やかな雰囲気で楽しく、なおかつ集中して学ぶことができました。 非常に充実した時間で参加させて頂いて良かったと思います。

[ 専任講師 ]・関心専門領域[ 心理学・保育 ]


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今まで、学位論文等で質的研究に取り組んできましたが自己流のため、今回学び直しのために参加した。西條先生のSCRQMに出会って、指導教官が目的に合わせて方法を考えると言ってきたことが理論付けられていて、とても納得した。今まで専門分野の作法を気にして質的研究は孤独で苦しいものであったが、これからは肩の力を抜いて楽しく分析できそうな気がした。

 1人で参加したが、すぐに皆と打ち解けることができた。これは、同じもの(SCRQM)に関心を持って集まった仲間だからだと思う。 ワークショップの進め方は、講義とワークが適宜交互に行われることにより(進行に合わせて流動的に)、知識と実践の繰り返しができたので、身につきやすかった。

 平日仕事をしながらの土日を2週使っての集中講義は体力的には正直辛かったが、毎朝わくわくした気持ちで早稲田に通うことができた。4日間で目に見える形(PPTでの発表)までこぎつけることができたので、達成感が高かった。 グループ分けは、あえて適当にすることにより(習熟度や専門でわけることはしない)、皆で教えあうことができ、良かったと思う。

[看護系大学・助教]・関心専門領域[看護学]


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ワークショップということで、どういう展開になるのかなと思いながら参加しました。もともと研究等のことを知らない私がどれだけ学べるかということも心配でした。しかし、質的研究の概略を「グループ」で体験することで、より理解が促されたと思います。

私の現在の職業に関して学べて良かった点は2つあります。

1つは、様々な事業をその事業の背景や目的をもって取り組んできたつもりですが、それをまとめて報告するだけでなく、意義のあるものとして報告したい場合の方法論として、RQの出し方も含めた今回のワークショップの一連の流れが役に立つかもしれないと思ったことです。
経費削減、費用対効果が求められ、様々な事業の継続が危ぶまれる中で、住民のための事業の必要性を、様々な立場の方に知ってもらうためのツールになれるかなと思いました。

2つめは、現象・経験・データを仮説と結びつけるその間を埋める作業の重要性です。普段は意識せずに行っていた作業でしたが、その大切さを改めて思いました。私の職業に関していうと、支援対象者を理解するための重要な部分と置き換えて感じました。当たり前のことなのですが、その気付きがありました。

その間を埋めるためにこのワークショップを含め、知識や経験、感性を磨く努力の必要性も感じました。どうもありがとうございました。

[行政]・関心専門領域[地域保健]


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4日間、本当にありがとうございました。始めての事ばかりで、スピードも速くついていくのにとても体力が奪われましたが、充実感の高いワークショップでした。4日間の短い間にいっきに発表まで持っていくのはとても大変でしたが、西條先生が所々で軌道修正をして下さったので何とか形を作る事ができました。
正直、私は本を読んだだけでは全然理解ができておらず、初日のお昼直後の先生のお話は理解できるまでに少し時間がかかりました。一番印象深かった事は発表をさせていただいた事でした。これも始めての体験でしたが、自分が理解している事を人に判ってもらえるように説明する事の難しさを実感しました。これは、論文の文章力にも繋がるものになると思いますが、人に理解して納得してもらわなければ研究としてなりたたないと言う西條先生の言葉がとても身に沁みました。
RQの立て方は、本当に難しく私の目下の課題はここにあると思います。自分が何を知りたいと思い、明らかにしたいと思っているのかを明確にして関心相関で掘り下げていく方法とそれにまつわる自身への問いかけの姿勢を西條先生から学ぶ事が出来ました。
どうもありがとうございました。

[臨床心理学専攻 修士1年]・関心専門領域[がん患者家族の心理]


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・具体的に質的研究の一方法として、RQから分析、プレゼンまでの過程を実践できたので、今後の自身の研究に大変役立つ。
・グループで行ったので分からないところをカバーしていただき、また、他の方の意見を聴くことができ参考になった。
・一方的な講義ではなく、研究のプロセスを実践でき、個別かつ的確な指導を受けられるので、質的研究に対する思考過程が理解できる。
・他分野の方との交流が持てる場となった。

[大学院生]・関心専門領域[医療・母性学]


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・全く異なる分野に従事している参加者ではありましたが、互いに協力でき、作業を進めていくことができました。しかしグループの中では若手であったため、仕事を押し付けられそうになったことは何度かあったので、今回同様ワークショップ開始時に年齢や職種などを理由に仕事の押し付けがないようにといった講師からの注意は次回も絶対に必要だと思われます。
・事前にテキストを読み込んでくる作業、講師からの説明、実際にグループでの作業という流れがあったことや、グループで仕事を進めていく際の自由度が高く、試行錯誤しながら取り組むことができたことはとてもよかったと思います。
・協働学習(特に異業種の人々との協働作業)が難しかったように思われるが、久しぶりに学習者の立場で体験できてよかったと思います

[大学助手]・関心専門領域[教育]


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・4日間の長丁場は時に煮詰まりそうになりましたが、合い間に先生の静かな語りが入ることで、全体がリラックスした雰囲気になりました。
先生のお話やエピソードはシンプルなのに、大切なところをしっかり押さえているので、説得力があり印象に残りました。

・グループワークによって、思考の道筋や着目点は人により違うのだ、ということを実感として学びました。理論をまとめる過程は、いやがおうでも自分の考えが直されることでもあり、自分の思い込みに縛られる危険性を体験しました。

・何らかの力関係が生じるのは、グループの面白さでもあるのですが、先生が自然にグループに加わって、配慮しながらアドバイスしてくださったことで、ないとは言い切れなかった理論の統合における、ちょっとした偏りが修正され、作業がはかどりました。

[ M1 ]・関心専門領域[ 臨床心理 ]


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4日間、本当に濃厚な充実した日々を過ごさせて頂きました。研究をあまり手掛けておられない方の感想同様かと思いますが、私も気後れしながらの参加でした。ですが、何とかついていかれましたのは、“立場の原則対等性”や“協調性”と先生からも配慮してくださいましたワークショップの雰囲気づくりが、そのまま、みなさんの姿勢につながっていたことにあると思います。

とても、暖かい雰囲気で、あまり委縮することなくのびやかに参加させて頂けました。先生や一緒にグループワークをさせて頂きましたみなさまに感謝しています。

私は、ワークショップの流れに沿って、まだ経験していない研究の過程を体験させてもらったという状態でした。何となくですが、これから自分がしようとすることの先が見えてきたように思います。グループワークの前後に、先生がレジュメを用いながらお話しくださったので、これからすること、したことの振り返りができ、非常に助かりました。

このように、すべての過程が初体験のような私でしたので、常に“考える”という作業に悩まされました。まだまだ“考える”ということから訓練が必要だなあと思いました。特に学ばせて頂いたと思いますことに「構造化する過程の開示」という作業体験があります。先生のお話を聞きながらも、なかなか自分の思考過程を振り返ることができず、意識しながら身につけなければと思いました。さらに後半は、頭がカチコチで殆どついていかれなかった状態でした。
ですが、発表の際に、受講者の方から「そうだなあと思う。」「勇気がもてた。」・・?(緊張のあまり、具体的な意見内容を覚えていられませんでした。)のような、先生が言われた、研究の結果に対する“了解”“共感”を頂けたと感じられたことが嬉しかったです。

私たちが取り組みましたテーマは、グループのみなさんも抱えている研究への取り組み姿勢を見直す機会になったように思われました。ですので、一緒に作業をしながら、話される体験や思いが、私にとっては貴重な学びとさせて頂けました。インタビューや、発表さえも初体験に近い状態でしたので、本当にグループ員の方々に暖かく見守られての貴重な体験の場であったと振り返ります。先生、みなさま、本当にありがとうございました。

[ 大学院生 ]・関心専門領域[ 在宅看護 ]


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〈全体の雰囲気〉 
院生を中心としたワークショップなのかと思っていたのですが、偉い先生も沢山参加されており、最初はとても緊張しました。しかし、参加者は基本的に対等であるという、先生の基本方針によって、偉い先生に対しても自由に発言できる雰囲気となり、非常に楽しい時間を過ごすことができ、1日があっという間に過ぎるという感じでした。

〈ワークショップの形式や内容〉 
形式は、集中しながら研究法を身につけるのに、ちょうどよいものだったと思います。内容についても、SCQRMのエッセンスを凝縮したもので、ポイントが絞られており大変分かりやすかったです。

〈参加者〉 
ワークショップという形式の良さが生かされるかどうかは、参加者にかかっている部分もありますが、適当に決められたとは思えないバランスの良さで班が作られていたように思います。班のメンバーに出会え、先輩方のお話を聞く事ができたのは大きな収穫でした。若輩者にも率直にお話してくださる先輩方にあらためてすごい方たちだと実感しました。飲み会では他の班の方たちともお話をすることができ楽しい時間を過ごすことができました。また、大変刺激も受けました。

〈講師の教え方〉 
全体を見ていないようで、よく見ておられるという印象でした。また、例を豊富に入れて話してくださるので説明も大変分かりやすかったです。声の大きさで人に話を聞かせると言うよりも、先生の研究法を探求する姿勢で人に話を聞かせるという教え方のように思いました。理論作りや考察でのアドバイスでは、まさに職人技を目の当たりにしました。

〈特に学べてよかったこと〉 
これまで、質的研究について、研究法の本については流し読みする程度で、実際に書かれた論文を参考にしながら勉強してきました。(研究法の本は、本によって違うやり方が載っていることが多く、そもそもどれが信頼できる本なのか、わからなかったのです。

先生の本は考え方の原理が論文作成の手順を踏んで分かりやすく書かれているので、これが知りたかった!と思うことも少なくありませんでした)しかし、理論を作るプロセスについては、まさに職人技としか思えない部分もあり、これはこの先生だからできることなのでは、と思うこともしばしばでした。

今回は、その職人技を言語化していただいたことがとても良かったと思います。自己流のやり方で研究をしていただのですが、自分がこれまで行ってきたことに、すべて名前とその理由をいただいたようで、まさに腑に落ちる感覚を味わいました。

理論を作る際に直感的に良いだろうと思ってやっていたものの、うまく説明できなかったことをすべて言語化していただき、なんとなく理解して使っていたツールを、きちんと説明でき、使えるツールにしていただいたような気がします。学生への指導でも、より分かりやすい説明ができるような気がしました。

[ 短大講師 ]・関心専門領域[ 異文化間心理 ]


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 日本語教育の分野でも質的研究の重要性が指摘されるようになってきましたが、まだまだコンセンサスが得られているとは言えません。そんな中、比較的、研究が進んでいる医療や看護を専門にする方々と共に質的研究について議論できたことは、とても刺激になりました。 また、ワークショップ全体のデザインの仕方もとても参考になりました。

[博士後期課程 助手]・関心専門領域[日本語教育 ]

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2009年1月21日水曜日

質的研究集中ワークショップに関しまして

以下、質的研究集中ワークショップ受講ご希望の皆様へのご案内となります。

質的研究集中ワークショップ第五回九州開催につき ましては、残り数名のお席がご用意可能です。
ご参加希望の方は以下のフォーム に記入し、送信し、仮登録→本登録の順にお手続きをお願い致します。
http://server.net8.jp/auto-mail/12147/form.cgi

(自動返信メールにてその後の手続きなどの情報が送 られますため、スパム/迷惑メールボックスに自動的に振り分ける可能性がござ いますので、ご注意下さい。)

また、第6回以降参加希望者は以下のフォームに希 望地をご記入の上送信いただければ、日程が決まり次第優先的にお知らせさせて いただきます。
http://server.net8.jp/auto-mail/12147/form.cgi
(自動返信メールにてその後の手続きなどの情報が送 られますため、スパム/迷惑メールボックスに自動的に振り分ける可能性がござ いますので、ご注意下さい。)


〜質的研究集中ワークショップ・ベーシック編〜

◆講師 西條剛央

◆第五回:九州開催
日時:2009年,2月28(土)・3月1日(日)/3月7日(土)・8日 (日)(各日10時~18時40分)
場所:長崎大学医学部保健学科

※その他詳細はこちらよりご参照下さい。
http://tinyurl.com/a8sxcu



2009年1月18日日曜日

アドバンス質的研究ワークショップ(第一回)感想集


 質的研究集中ワークショップお受講者から多くの希望をいただいたため、ベーシック編ワークショップ(第1回〜3回)受講者を対象とした質的研究ワークショップ・アドバンス編(講師:西條剛央)が、12月13日(土)早稲田大学にて開催されました。


【企画趣旨】

 ワークショップのアドバンス編では質的研究力の向上を目的として,講師の指導のもと建設的な相互研鑽を行い,そのプロセスの中で説得的な研究論文にしていくための実践的なコツを身につけていきます。

 経験者なら誰でも経験していることですが,質的研究はいくつかの理由から多くの場合,的外れな指摘や無い物ねだりのような批判を受けたりと,建設的な研鑽の場になりにくいものです。しかし本WSでは最初の講義において「建設的にコメントする(受ける)ための方法」や「着実に技量をあげていくための認識態度」や「基本ルール」を共有した上で,建設的な相互研鑽の場にしていきます。

 研究発表は,研究テーマの設定,質問項目の洗練,概念名や理論図の洗練,論文の洗練といったのいずれの段階でも可能です。また研究発表はしないが研究実践力を養いたいという参加者も歓迎します。


【当日行われたワークショップの内容(概要)】

・当日の参加者は24名であり(うち研究発表者10名)、適宜休憩を挟みながら9時〜20時まで行われました。
・一つの研究発表セクションの時間は40〜50分でした。
・発表者には10分程度でご自分の研究を発表していただき、それに対して講師ならびに他の参加者が、その研究をより質の高いものにするためにコメントしていきました。
・また適宜講義を挟み、講師が一般的に気をつけた方がよいことや研究実践上のコツを伝えていきました。
・ワークショップの最後に質疑応答の時間が設けられ、参加者からの要望に答え、構造構成主義についての説明がありました。
・その後、懇親会が行われました(出席率95%)。



 以下にワークショップアドバンス編参加者の感想集を掲載させていただきます。ご多忙にもかかわらず感想を書いてくださった皆様に心より感謝申し上げます。




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 今回私はアドバンスの研修の紹介があったとき、出席するつもりも発表するつもりもなかった。それは自信をもって発表できる論文を持ち合わせていなかったからである。しかしながら、論文にしてはいないが学会発表で終止しているものがいくつかあったのも気にかかっていた。論文投稿は時間を要することを楯にして実は出す自信がなくそのままにしていたということである。

 しかし、いつかはこの突破口を抜けなければならないと決心し、今回のアドバンスで発表する決意をした。他の方々の発表も聞き、自分の発表からいえることはなんといってもリサーチクエスチョンありきということだ。その時点で洗練するか否かで内容の濃厚さが変わることを実感したといえる。

 今回私の場合はすでに終了し論文洗練の段階で発表をさせていただいた。他の発表を聞きながら自問自答していた。もう結果が出ているものに関してどうすればいいのか。

 そこにも突破口があった。

 それは、西條先生がいわれる「研究目的再設定法」という研究で得られた知見から逆算的に目的を再設定するといった方法で私の発表内容も実現の可能性が見出せたことである。他の方々も教育、保育、看護の現場の研究内容に聞き、意見交換する場は多様な考えから生み出ることも多く、内容も興味深かった。そして、文章や言葉での表現方法1つで理解しやすくなるものもあり文章や言葉の使い方も学習できた。さらにその内容について自分のことのように議論をしてくださった方々に深く感謝したい。

 発表などでは批判されることはままあっても褒められることは滅多にない。薄れかかっていた褒められるときの感情はとても心地よいものであった。

[大学教員]・[研究発表参加者]



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 今回、発表者として参加した。論文の洗練、特に考察の部分の洗練が目的だったので、どのように発表すれば考察に対する意見がもらえるのかが想像がつかなかったが、結果を示さないことには、考察も考えられないので、結局研究発表をすることにした。

 とても緊張したが、構造図のカテゴリーや凡例、表題、タイトル、対象者の示し方などの意見がもらえて、自分では考えも及ばないことばかりだったので、有意義なワークショップとなった。

 また、西條先生から、論文の添削(カテゴリーや図の表題、論文の句点や接続語から、1番の目的であった考察の部分)もしてもらえて、とても感激した。皆様からいただいた意見をもう1度よく考えてみて、論文を完成させたいと思った。

 他の発表者の方も、それぞれの考えがあって、とても面白く刺激になった。また、質問内容が言われてみればそうだと思うことが多くて、勉強になった。自分自身、何か違和感があってもそれが何なのか、それをはっきりと言葉にすることの難しさを感じた。また、最初の講義を聞いていたので、せっかく発言するなら建設的な意見を言いたいという気持ちになれた。


 研究法は手段なので、手順を忠実に踏むことに囚われるのでなく、目的にあった研究法を選択することと、手順を明らかにしていることが大切なことを改めて学んだ。それ以上に、研究対象者にどのように質問するか、それがRQの答えとなる質問になっているのかを洗練していくことの方に力を注いだ方がいいと感じた。

 質的研究の実践に関する学びだけでなく、これから先の研究活動全般に対しての姿勢や態度のあり方にまで影響を与えるワークショップだったと思う。

[大学院博士後期課程1年]・[研究発表参加者]



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発表者の研究の目的、リサーチクエスチョンや研究の現実的制約を配慮して、意見することの難しさ、また建設的な意見のやり取りの楽しさを感じることができたWSでした。

学会という緊張感漂う、重箱の隅をつつくようなやり取りはなく、アットホームだったのは、西條先生の少しルーズな雰囲気と、参加者の皆様が発表者に対して、一生懸命目的を達成することができるよう、考える努力をもち続けていたからだと思います。まさにワークショップ! 発表者、参加者で作り上げたものだったと思います。

10人の発表を聞くのは少し体力的にも疲れましたが、自分の取り組んでいる研究の不完全さ、不十分さにも気付くことができました。相手に伝わりやすいプレゼンの技法と、発表者と聴衆の相互作用のあり方が体感できてベーシック編に劣らない最高のWSでした。

一般参加者として、皆様の発表聞き、相手の関心や目的をくみ取り、意見する難しさを感じつつも、その場の雰囲気は聴衆と発表者のやりとり、相互作用で作り上げられていくこと、いかようにも変わることを体感したことが印象深かった。発表者も聴衆からの意見に対して、どのように返答すれば研究を発展させることにつながる意見がもらえるか、それも研究者自身の態度や姿勢があらわれるものだと思った。

人からの意見や質問、指摘はすべて自分自身の研究に投げかけられた「批判」として受け取ってしまうと、とかく返答は「言い訳」型になってしまう。こちらとしては言い訳を聞きたいわけではなくても、発表者はその「言い訳」を言い続けてるのを聞いていると、聴衆としては少し残念な気持ちにもなった。

意見してもらえることは「関心」を持ってもらえていること受け止められるような研究者になりたいと思いましたし、その頂いた意見や質問を発表者も建設的に捉えて、自分の研究に生かしていける返答や、雰囲気を作り出せるように成長していきたいと思いました。ある程度聴衆に自分をさらけ出すこと、そのさらけ出す度合いを駆け引きの中で、調整していくことの大切さを学びました。

[大学院博士後期課程]・[聴講参加者]



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 長時間にわたる「実践形式」のワークショップで、10の発表が行われました。このワークショップをトレーニングとして位置づけると、次のようなことが良かったと思います。

 まず、研究やそのプレゼンテーションにおける「重要なポイント」が繰り返し出てくることによる学習効果が高かったように思います。私は発表しませんでしたが、西條先生の教え通り「自分ならどうする?」と、問いかけをしながら、参加しました。

 次に、発表は「多様性」のひとこと。研究デザインの段階のものもあれば、完成されたものまで、さまざまですし、分野も看護系や福祉系や心理系など多岐に渡っていました。自分の領域ではないからこそ、より「関心相関的観点」を持ち、耳を傾け、コメントをする必要がありました。

 さらに、西條先生のコメントを聞き、その研究者としての態度に触れることで、研究者のモデルを得ることができたと思います。成長するためには「どんな研究者になりたいか」そのモデルが身近にいることが重要だと思います。

 それにしても、長い1日でした。ワークショップのオープニングで、西條先生から「自分の発表が終わっても腑抜けにならない」という話がありました。

 確かにそうです。研究という営みには「脳みそ」の持続力も重要だと思います。そこまで考えて、長時間のワークショップが組まれていたとしたら!まさしく「関心相関的選択」ワークショップではないでしょうか。

 最後に、頭は動かしていたのですが、もっと遠慮せずコメントすれば良かったと思いました。そして、やはり「聞くよりも発表だ」とも思います。次回はチャレンジしたいと思います。

 オープニングの講義から学んだことです。一番目のスライドは研究者としての「臨床的態度」(臨床心理学の分野では、セラピストとして求められる基本的な態度のことをいいます)の話だったと思いました。さらに、二番目のスライドは訓練の本質の話だったと思いました。ハウーツーではなく、このような話があったことが印象的でした。構造構成主義がバックグラウンドにあることの意味が感じられました。

 西條の先生のコメントの中で「うまく言えないときほど冗長になってしまうので、そういうときは思い切ってしゃべるのを止める」とか「モデル図はできるだけシンプルに。人は意味を読み取ろうとするから余分なものは入れない」というコメントが印象に残っています。とても新鮮ですよね。良い悪いという話に終わらないところが面白かったです。

学びとして大きなことは「リサーチクエスチョンをどう洗練するか」ということだったと思います。「どう絞るか」です。一方で「質問項目の作成」では「意外なものが出てくる面白さがあるから、絞り過ぎない」ということも学びました。また、関心のあるテーマや概念だからこそ、題名にも出てくるし、リサーチクエスチョンにも出てくるのだけれど、「場合によっては考察で触れるぐらいにしておく方がよい」というアドバイスも印象に残りました。研究者のリアリスティックな感覚って、こういうものだなと腑に落ちました。

[臨床心理センター]・[聴講参加者]



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 ベーシック編を終えた者同士、利害関係のない方たちばかりのなかで、発表者も聞く側も関心相関的な観点を確認しながら集中して進められ、とても気持ちの良い有意義な時間でした。

 最初に、WSの基本ルールについて講義してもらったことで、建設的なディスカッションの場をみんなで創っていくための臨み方を意識することができました。参加する皆でこの基本的なルールを確認し意識するという手順が、とても大切だった気がします。最初にルールを確認したりしますが、大学内での小さなゼミ発表のときなども、最初にその時間の目的や基本的なルールを確認できると、建設的なやり取りがしやすくなるだろうと思いました。
 
 私自身は発表者ではなかったので、建設的な聴き方、アドバイスを意識して実践しようと試みました。自分に使えることはないかという視点で、自分に役に立つことや面白いと思うことを発見するのは、比較的容易にできたように思います。これは、自分の関心にダイレクトに相関しているためでしょうか。

 しかし、発表者の関心にそってアドバイスするのは、私にとっては、かなり難しいものでした。自分の考えをとりあえず脇に置くということを意識してやってみようと思ったのですが、頭で理解していても実践するのは、う~ん、本当に難しい。西條さんや参加者の皆さんのコメントを聞きながら、感心するばかりでした。

 まず、RQや研究目的に書かれていることを頼りに、相手の関心は何なのか、どこにあるのかをわかろうとするのが大変で、そこを知るための質問をするだけで精一杯だったように思います。なので、その先の建設的なアドバイスまでは至りませんでした。

 特に、RQが定まっていないときなどは、どんな風に相手の関心のありかを探ったらよいのか、今でもよくわかりません。大学では、院生などが研究計画を立てている段階でアドバイスをするような機会もありますが、本人自身も自分の関心が良くわかっていないようなときには、どんな風にできるだろうか?というのが今後の私の課題です。

 このように、『関心相関的アドバイス』の難しさに直面するなかで、同時に、自分は大学院生のゼミの場や、学部学生の指導の場、患者さんへの対応場面で、相手とどんな風にやりとりしているだろうかと振り返っていました。私は相手のやりたいと思っていることをどれだけ考えることができていただろうかと考えてみると、普段の自分はそういうことにいかに無自覚のままアドバイスをしていたかということを思い知らされ、自分にがっかりしました。

 個人的なセンスの問題もあるのかもしれませんが、日々の生活のなかでも『関心相関的な観点』を意識して、成長したいものです。

 それにしても、親身になって聴くことは、とてもエネルギーを要することで、体調や気分も良くないと、すなわち自分の状態が整っていないと難しいのではないかと思いました。今回は10名?11名?(途中から何人目なのかわからなくなりました)の発表でしたが、最後の方は、気持ちはハイで頭はヘトヘト、というかなり変な状態になってしまい、私には限界でした。

 でも、本のどこかに「関心の強度」みたいなことが書いてあったことを今思い出しました。また、レクチャーのなかで、プレゼンの工夫として、「力点を置く」ことも教えていただきました。本来は相手の力点に合わせてこちらの力の入れ具合も調整すれば、あまり疲れなくて済んだのかもしれません。私はそれをなかなかキャッチできずに、どの方の発表も1から10まで全てを全力で聴こうとしていたのでグッタリきたのかもしれません。もっと効果的に聴く方法がありそうですね。

 ベーシック編のWSでは、普段意識していないことを意識して、日頃の自分自身のあり様についての内省が促進される体験をしましたが、今回も同様に、途中から内省モードに入ってしまいました(内省なので、自分にがっかりすることもありますが、今後自分はどうあったらよいかということも同時に考えさせてくれるとてもありがたい時間でした)。SCQRMは、どうやら内省装置の機能も持ち合わせているようです。ついつい自分を甘やかしがちの私にとっては、大変有用です(笑)。

 SCQRMにおいて自分の関心に応じて研究するわけですが、それが独りよがりな結果とならないためにも、他者と意見交換し精錬させていく作業もまた質的研究プロセスの一部として重要だと改めて思いました。しかし、建設的に議論するためのツールや術を持っていないと、不毛で無意味なやりとりに終わってしまい、質的研究をより良いものにするという目的からそれていってしまうのだなと思いました。

 そうならないためにも、関心相関的なアドバイスやプレゼンの技術はとても有用だと思いますが、頭で分かるだけではダメで、「身につく:身体化できる」ようにならないと実際には使えないことがよくわかりました。明日から修行します。

 それから、普段はお会いしないような方々と出会い、専門領域の垣根を越えて意見交換できることも、このWSの魅力になっていると思います。参加者の皆さんはエネルギーに満ちていて、どの研究もとても興味深く、刺激を受けました。私は、最近きちんと研究をしていないので、インプットばかりしてないで、そろそろ学んだことを生かして研究し、アウトプットしていかなくちゃいけないなと襟を正しました。新しい目標ができたという意味でも、西條さんと参加者のみなさまに感謝申し上げます。

[大学教員]・[聴講参加者]



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 発表者の研究の進度が多様だったことで、その時々で気をつけるポイントがわかりやすかったと思います。


■「概念図のまとめ方」

 抽象度を上げすぎてもデータの特徴が表れにくいし、下げすぎては概念と呼べないし・・・というなかで、そのバランスをとるのがキモというか、コツの要る部分だとおもうのですが、今回、正に研究途中・試行錯誤中の概念図の発表があったことで、自分だったらどうするだろう、と一緒に考えることができ、そのさじ加減のようなものが少しわかってきた気がします。(テキストの展開は美しくて、真似してみようとは思うのですが、生のデータや先行研究がアタマの中にある状態で、俯瞰して概念図を見直すのは難しいと思うので、自分がその段階にきたときにも、また、アドバンス編があればな、と思います。)

 また、自分が「紙面の都合でこの配置なのだろうな」と思っていたものでも、他の参加者から「ここにこの概念があるのは、こういう意図があるからですか?」といった質問が出ていて、一つの図でより正確に情報を伝えることの難しさと、その際のコツ(凡例を載せることやスッキリとした図の示し方等)を知ることができてよかったと思います。

[大学院生]・[研究発表参加者]



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 質的研究という性質のせいか、医療・介護・教育など援助職の参加者が多いのに驚いた。和やかな雰囲気の中ではあったが、9時から20時までの長時間で、脳みそが休む暇がなく後半にはボーとしてきた。結構きつかった。

 理論図の検討が多いのかと予想していたが、発表者の方々の要望は多岐にわたっていたようだった。

 図にすると一見わかりやすいように思うが、伝わる内容が本人の意図しないところに着目される場合があり、矢印はもとより、色・背景の飾りなども慎重に考え、本当に必要なもののみで構成することがよいことがわかった。ついつい飾りをつけたくなったり、いろいろ盛り込んだりするもので、必要なもののみに絞りきることもかなり骨の折れる作業だと実感した。

 研究は本人の関心を、率直にリサーチクエスチョンとして表現することの難しさも再認識した。たぶん、自分の関心を他人が理解できるように整理し文章として表現できるか、それには、関心の中心は何なのか(欲張ってはいけない、わき見してはいけない)を考えきることだと思った。

[高校教員]・[聴講参加者]


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 非常に有意義でした。特に、第1回を受講して、これで分析が進められると思いウキウキして帰ったにもかかわらず、立ち往生していた私には、「ああ、こうやってやるのか」と腑に落ちるものでした。

 量的な研究を学んでいると、「答えは一つで、方法はこの方法」といった形で、熟知するか、誰かに聞かないと本当に正しいのかわからないという感じで、研究分析に責任を負わせてもらえなかったように思います。つまりは、いまひとつ自立できない感じがしていました。

 ただ、今回、原理的な部分を考えるということを学び、少なくとも、正しいか正しくないかを自分で考えることができる気がしました。こんなことを聞かれたら、こんな風に答えようなど、シュミレーションができるようになり、発表することが楽しみになりました。こう言われたらどうしようというより、こう言われたらこう言ってやろうと。(笑)

[大学院生]・[聴講参加者]



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・ 今回のワークショップでは、研究発表をされた方々の専門領域が多岐にわたり、普段なかなか交流のない職種の人達の研究の視点を知ることが出来たのが面白かったです。

・内容も、リサーチクエスチョンの明確化から、すでに論文としての完成が間近なものまで様々でしたが、どの発表に対しても「なるほど」と思うようなコメントが沢山寄せられて、一人一人の発表時間が短く感じるほどの充実した時間でした。また、西條先生をはじめとして、他の参加者の方々のコメントも本質をついたものばかりで、研究に対する建設的なコメントの仕方や、研究の見方についてとても勉強になりました。

・今回発表してみて、色々な指摘をいただき、研究に対する自分の関心の持ち方という原点のところから見直せた結果、自分にとっての研究の意味がより明確になってリサーチクエスチョンを立てなおすことが出来ました。自分の関心を対象化するということがいかに難しいことかを実感しましたが、研究の一番基本となる大切なことを学べたと思います。

[大学院生]・[研究発表参加者]



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第三回質的研究集中ワークショップ感想集



2008年10月25日(土)、26日(日)、11月1日(土)、11月2日(日)に早稲田大学で開催された第三回質的研究集中ワークショップの受講者の感想集を掲載させていただきます(*お送りいただいた中で「掲載可」のものを全文掲載しております)。

アンケートのご協力いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。


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このワークショップ(以下WS)は、西條先生の教えを受けたい、真に質的研究を学びたい、構造構成主義とは何か、その真髄に触れたい、といった熱い思いが参加者全員からあふれているという印象をまず感じました。これが4日、延べ36時間余にもわたるハードなスケジュールだったのにもかかわらず、最後まで一同の士気が落ちなかったこと、各自が自分勝手に突き進むことなく全員が全体を思いやる雰囲気が保たれた大きな理由だと思いました。

さらに、そこには西條先生の独特のパフォーマンスが果たした役割も大きかったと思っております。先生の講義は、始め方も終わり方も独特なゆるさがあり、語り口も一見とりとめがないように見える独特なもので、はりつめた雰囲気も満々のやる気なども感じることはなかったのにもかかわらず、ノートをとっていくとその語りには大切なエッセンス(キーワード、キー概念)がちりばめられていることに気づき、まるで合気道で投げられているような印象を受けました。(もっとも、それがキーワードだとわかったのは、指定テキストの予習の成果だと自負しております。が、元をただせば、そのテキストが分かりやすく書かれていたお蔭だということで、最初から先生には一本取られているのであります。)

加えて、先生は受講生達を正視されることが稀で、一部を除き受講生とはほとんどアイコンタクトをとっておられなかったにも関わらず、結果としては私を含め受講生の心としっかりコミュニケートされていることにも(学習者とのアイコンタクトをとり一人ずつに語りかけよ、と擦り込まされている日本語教師の一人としては)、ああ、この手もありなんだ、と唸らされもしました。やわらかな雰囲気に疲れを癒されながら、論理の世界に遊ぶ自由を得られたことはまたとない貴重な時間だったと思います。「学習者と教師は授業を通してどのようにコミュニケートするのか」という研究課題も立てられるかも、と思っているほどです。

学びの面については、体験したこと全てが意味あるものになったことに充実感をおぼえております。これは班のメンバーが、それぞれに一定の研究経験がありことに加え、人柄的にもこうした話し合いのルールを暗黙のうちに尊重される方々で、お互いが出し合う考えを受け止め合いながら深めていく形で意見交換ができたことが大きかったと思います。

それだけに議論は簡単には収斂には向かわず、放っておけばいくらでも話し合いを続けたかもしれません(それを思いとどまらせ得たのは、「空腹感」と「疲れ」のみだったように思われます)。その結果、班としての発表のまとめ(パワーポイント)は、タイムアウトで思ったことの何分の一かしか示せ得なかったのですが、そのベースとなった真の中身をそれぞれが持ち帰れたかと思います。仲間に恵まれたお陰で、こういうような、多くの者で論を詰めていくという過程を久しぶりに味わえたことが私にはこの上なく貴重な時となりました。

以上が全体的な感想ですが、具体的な場面に関することとしては、以下のようなことを思いました。

データに基づきRQを常に念頭に置きながら、概念を引き出し、カテゴリーへとランクアップしていく作業は体験してみないと、「どこに迷うのか」自体がつかめないものです。自分が取りだしてみたものが全般的に抽象化しすぎていたことを思うと、概念抽出の部分はもう少しリハーサル(全員でトライして結果を比較し合う)体験が組み込まれていてもいいのではないかと思いました。

それから、先生がアドバイスで要所要所で指標となるモデルを提示をしてくださいましたが、結果を拝見してなるほど!とは思いますが、では先生が頭の中でどういうプロセスでそれを抽出されたのかはブラックボックスになっているところが多かったので、もう少し解説していただけたら、これも今後自分が分析していく上でかなり参考になったのではなかったかと思われます(もっとも、自分で試行錯誤してやっていくしかない、と突き放されそうですが…)

総じて、冒頭のアンケートでも選択したとおり満足しており、「2万円が惜しくない!」と心から思えるWSでした。関心ある方々には「ぜひ!」とお勧めしたいと思っております。

[大学教員(準教授)]・関心専門領域[日本語教育]


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 西條先生の軽妙なトークもさることながら、人文科学や法学、看護学、生物学(!) などといった広範な学問背景をもつ教員や学生が集ったことによって学際的な議論が可能となり、実に自由な雰囲気の中でワークショップを体験することができた。すべての参加者が質的研究に対する「飽くなき探求心」をもって講座に臨んでおり、こうした参加者の姿勢に刺激されつつ、自分の好奇心も満足させられたお得感満載のワークショップといった印象です。

■ワークショップの形式(グループワークについて)

 学問領域だけでなく、質的研究の経験も職位(職業?立場?)も異なる6人が1つの作業を行うグループワークは初日こそ不安感をおぼえましたが、作業を進めるにつれ6人の個性的なメンバーが機能的に役割を果たしていることに気がつき、そこからは一気に「作業の効率化」が図れたと思います。

 自由闊達に自身の考えを述べられることで議論が深まり、深まった議論からより豊かな概念が抽出されるといった循環が生まれました。この点で、私たちのグループワークは成功したと思いますし、この質的研究ワークショップをグループワークで行う試みも成功していたと思います。


■講師の教え方

 無駄のない教え方が好きです。

 研究は「手続きやお作法」が大切なのではなく、現象を説明する理論を構築する作業であって、その理論をどれだけ説得性をもって伝えられるかがモンダイなんだよという当たり前の、だけど「誰もかれもが研究者」となっている業界(!)ではその手続きやお作法こそが大切にされている本末転倒な状況をバッサリと斬ってくださり、心がスッキリしました。


■特に印象深いこと、特に学べてよかったこと

 収集したデータを見渡したあと、いったん思考を飛躍させてとりあえずの理論を作ってみて、そのあとでデータに戻り細部を詰めていく作業もまたデータに立脚した理論構築法であるという点が印象的であり学べてよかった点です。むろん、私には西條先生のような学問的センスがないので、なかなか一発で理論を見出すことはできませんが、それでも自分の目で現象の本質をみているからこそ(私なりの)RQを立てることができるのだと思っています。

 ですが、そうした作業を「思い込みだ!」とか「先入観をもって研究に臨んではイカンのだ!」といったもっともらしい語り口で否定する流派(?)があることもまた事実です。私はそれこそ「思い込みや先入観(あるいはすでに頭の中で見え隠れしている理論)」がなくっちゃ研究の緒に就くことはできないのになぁ~と、このmisunderstandingに心を痛めて参りましたが、とりあえずの理論を洗練させ、いかに妥当性をもって説得できるかが質的研究者の力量であり勝負ドコロであると思い直すことができました。

 センスは一朝一夕には磨けませんが、まずは、量的研究の枠組みにからめとられない必勝いいのがれ法(笑)をあみださねば…と次の目標ができました。

 「データの切片化」という作業に何の魅力も感じず、むしろ「余計わかんなくなっちゃうじゃん(涙)↓↓」という疑問の気持ちをもっていたのですが、西條先生のお話を伺って、なるほどこの手続きを踏んだことですべてが赦される(ちゃんと研究していますの証がもらえる)のだったらそれはそれで価値があるのだなと思いました。

 ですが、全体を通して感じたことは、スクラムの質的研究法は万人が遂行できる作業ではないなということです。学問的素養や、現象の本質を見極める能力があることが予め措定されている研究法で、成功するか否かは学問的センスの有無に大きく依拠している手法だからです。だからこそ、自分の限界を知って取り組まなければ大きな間違い(恥ずかしい独りよがりの結果)を招いてしまうことを肝に銘じておく必要があると強く感じました。

[大学講師]・関心専門領域[医療人類学・母性看護学]


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<ワークショップの形式と内容について>
 講義およびグループワークのバランスが取れて、時間配分も適切だったと思います。受講者としてのわがままを言えば、もう少し、概念生成に時間をかけて丁寧に行いたかったという思いもありますが、理論生成までの全体の流れを網羅することが目標でであるとすると、満足いく形式・内容であったと思っております。


<グループワーク・参加者>
 グループ編成に関しては短い時間の中、西條先生の方で質的研究の経験の有無を考慮して編成を行ってくれたこと、大学教授なども参加されていることを考慮し、事前に「上下関係は関係なく、平等な立場でグループワークして下さい」と言ってくれた点は良かったと思います。


<講師の教え方・印象深いこと・特に学べてよかったことなど>
 西條先生のゆっくりとした語り口に最初は戸惑うこともありましたが、事前に前回のグループワークの感想をHPで読んだところそのような事が記載されていたので、実際の西條先生のご様子を拝見し納得で聞きました(笑)。そのゆっくりとしたでもおしつけがましくない先生の教え方に、とても共感を覚えました。

 印象深かったのは、先生が飾ることなく、疲れた時は疲れた顔をされる(笑)など、対人間らしいワークショップだったという点。そんな先生の人柄に皆、親近感を覚えたのではないかと感じました。先生が前回の反省を踏まえて必要なものをそろえたり、考えていらっしゃる手作り感も魅力的でした。アメニティ、環境がきちんと整えられていることは受講者の満足につながるとは思いますが、みんなで協力しながら片付けや準備をするという過程も、グループ全体の結成力、WS全体の雰囲気を作り上げていく大切な課程であったと感じました。

 先生の著書を拝読しただけでは分からなかった、理論生成までの過程を知る事ができたことが大きな学びでした。MGTAをベースにしているものの、決して方法論に固執するのではなく、常に関心相関性を持ちながらすすめていく重要性、質的研究における柔軟性というものを教えて頂いたと思います。実際にこの学びを自分の研究に生かしていくことは難しいと思うのですが、WSに参加した事により研究への新たな原動力を頂けたことは私にとって大きな学びとなりました。

[大学院生(博士課程)]・関心専門領域[看護学]


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先生のワークショップ開始がゆるくてほんわかしていたので、どんな感じになるか見当がつかず、修士論文提出期限まであと1ヶ月半という時期に参加してしまったということもあり、参加してすぐに、全体が見えないことに対してすごい苦しくなりました。(でも最後はHappy Endでした)

一応、今回のワークショップ参加の目的は、ワークショップの案内にあったように、先生が重視されているリサーチクエスチョンを立てるところから発表までの質的研究の一連の流れを知るということ以外に、もう1つ、SCQRMに基づく構造構成主義M-GTAの活用法について知るということでした。

先生が提示された『ライブ講義 質的研究とは何か』のベーシック編・アドバンス編両方目を通しましたが、この2冊では根幹にある構造構成主義が良くわかりませんでした。だから構造構成主義でのM-GTAの立ち位置を知りたかったのですが、それについてはあまり説明がないまま、グループワークに突入してしまったから苦しく感じたのだと思います。(もしかしたら、木下先生のM-に引きずられすぎてしまって、頭の切り替えができなかったからかも)

『とりあえずやる』というのがきっと先生のモットーだと解釈しました。受け身の姿勢はいかん!と自分に喝を入れてとりあえず始めましたが、最初は本当に不安でした。

しかし、グループメンバーに大変恵まれたので、苦しい状況を乗り越えられました。1グループの皆さん、本当にありがとうございました。知らない人が集まってすぐなのに、同じような目的をもった人たちの集まりだったこともあり、年齢とか性別とか関係なく活発なディスカッションができたし、一致団結するのは早かったと思います。だからこそ、乗り越えられました。

ワークショップの全体的なイメージは、『とにかく自分でやってみて、感じて、つかみとれ!! 』です。

先生は爽やかさんで、混沌としている作業現場にすーっと現れ、そのつど方向性を示してくださいました。でも、それに頼り切るのではなく、結局は自分たちで混沌としたところから1つの流れを作っていかなくてはいけないということに気付き、その流れを作り出すのにグループメンバーさん達とすごい頑張りました。

そのように頑張って気付いたことがもう1つ。先生の爽やかな物言いのせいで惑わされてしまいましたが、4日間でリサーチクエスチョンを立てるところから発表までの質的研究の一連の流れを体感するということ自体、相当高いところを目指していたということです。


分析作業途中、先生のおっしゃっている「飛ぶ」がわからず、さらに苦しい思いもしましたが、最後はグループメンバーさん達のおかげで、「飛ぶ」感覚が何となくわかった(気がした)のが、今回のワークショップでの最大の収穫です。

『苦しい』とか『不安』とかネガティブな形容詞を並べましたが、なによりグループメンバーさん達に出会えたことと、その方々と一致団結して1つのものを作り上げるという体験は、楽しいを超えてちょっと快感に近い感覚でした。 これは、「飛ぶ」感覚以上に貴重な収穫でした。開催から終了までの1週間は本当に楽しかったです!

このような経験ができたのも、先輩が誘ってくれたのが直接のきっかけではありますが、なにはともあれ先生がこのワークショップを開催してくれたおかげです。本当にありがとうございました。アドバンス楽しみにしております。

[非常勤看護師、修士課程2年]・関心専門領域[看護]


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 4日間の集中WSということで、参加する前は、途中で眠くなって居眠りをしてしまうのではないか(たいていの講座ではそうなりますので…)と危惧していたのですが、自然と課題に集中でき、長時間にも関らず、緊張感が適度に保てるWSでした。先生もまめに連絡をいれてくれたり、自らお茶の準備をしたりされていたので、参加者としても気が抜けない感じでした。

 グループワークを進めていく中で、RQを立てる、質問項目を考える、テクストから概念・カテゴリーを立てる、理論を作る、など、それぞれの段階で話が煮詰まる事が多かったのですが、その都度、質問するたびに、先生も同じ立場で「こういう風に考えられるのではないか」と示唆し、考え方・取り組み方のモデルを示してくれたので、大変参考になりました。しかし、実際にやってみると、やはり、難しいなあ…。

 先生のよくおっしゃっていた「とりあえず」という言葉には救われました。いつも「こうしなければならないのか?ああしなければならないのか?」とついついベストをめざして(あるわけないのですが…)逆になかなか考えや実行が進まないときがありました。しかし、「まず、このように考えてみる」と、先に進むための一歩を踏み出すことが気楽に、しかも効果的にできることにつながっていく気がしました。

 また、「考える事を止めない」という事も大変参考になりました。手を動かし書いたり、イメージを図にしてみたり、色分けして視覚的に捉えてみたり、ということが考えるのに役立つ事がわかりました。さらに、なんといっても、考え方の主軸となっていた「関心相関的に」ということが、職場での議論や日常生活上でも活用されると、もっとコミュニケーションがしやすくなり、よりよい仕事ができたり、日常生活への満足感が高まったりするのではないか、と思われました。

 グループワークでは、先生が自分の考えを押し付けることなく率直に話されるので、参加者も自然と、お互いの考えを他の人の考えも尊重しながら、フランクに話し合う事ができていたのではないかと思われます。また、ワークショップの原則を最初に話され、参加の仕方の方向性を作られたこともよかったと思います。

[作業療法士]・関心専門領域[地域づくり、認知症支援・認知症予防]


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 勢いで申し込んで、はるばる出かけてみましたが、予想もしなった充実感が得られ大変満足しています。

 私は現場の看護師で、しかも専門学校卒、しかも臨床経験が少なく、しかも看護研究はふた昔前に1例のみという他の参加メンバーとはとても同席できる状況ではなかったのですが、今回は班のメンバーに恵まれ(1班)、自分の目標は達成できたと思います。

 そもそも、ワークショップに行くきっかけは、7月に、ある在宅医から日本在宅医療学会への症例発表をすすめられ、ちょうどそのタイミングで怪我のため休職したので、看護研究の本を読み始めたことでした。この長い夏休みの学習で、質的研究のことを考える人がこんなにいるんだということに驚くと共に、先生の本を読んだり、名古屋大学の研究会に行ったり、ネットサーフィンしたりしました。


1、グループワークで、チームワークや自分がメンバーとして前向きに関わる大切さを再確認できた。 

  今日もまた、メンバーから写真などが送られてきています。班の人たちと仲良く出来たことは本当に良かったです。分野やレベルは違っても、質的研究に取り組む仲間がいるということがわかり、私も頑張ろうという気持ちになりました。


2、本に書いてあることではあるけれど、質的研究を実際に行なうことで、それぞれの作業のポイントがわかった。

RQを目の前に書いておき、研究の関心からずれないようにすることは、研究の間中行なっていて、皆の意思統一が出来ていたと思う。マーカーを使うとか、インタビューのコツとかいろいろ。


3、質的研究の可能性・有効性(必要性)を確認できた。

質的研究を聴衆の納得を得られる内容にするには、哲学レベルからの理解が必要だと思いました。ただ、これは研究をする際にだけでなく、日々の人間関係や生活にも生かせる視点であることも少しずつ感じていますので、もうしばらく頑張ってみたいと思います。


4、「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」by 青島刑事:踊る大捜査線

   今回、私のような者が、研究者や院生の皆様と同じ教室にいたことに違和感を感じた方もいるかもしれません。実際過去の感想を見ると、受講者のレベルを統一して欲しいという意見もありますね。
 
   しかし、私は現場の人間が使えない、理解できない理論や方法では現場の感動を伝えられないと思うのです。先生の方法は、概念のまとめ方や、モデル図作成時のジャンプが結構大変ですが、見た目の分かりやすさや根拠が明確といったところが受け入れやすいと思います。また、継続研究として継承できる、次につなげることができるところに面白さ・有効性を感じます。


5、ワークショップ参加目的でかなわなかったこと。

 もう一つの私の目的は、このワークショップ参加者から、スーパーバイザーになってくれそうな人をハンティング(笑)することでした。うちの事業団の量的研究では、日本福祉大学の方が関わっている様で、上司を説得するためにも、共同研究者、もしくは指導者を探す必要があるのです。自分の興味の対象やフィールドがあるのに、私も組織の一員なので、自分の興味だけで動けないところが歯がゆいところです。

 今回、グループの人の研究興味は知ることが出来ましたが、他の方の話も聞いてみたいところでした。たとえば二日目のはじめなどで、自己紹介をする機会があれば、興味対象が近い人などとコンタクトも取りやすかったかと思います。


 今回のワークショップは本当に楽しく、充実したものでした。散漫な文章となってしまいましたが、先生に感謝の気持ちを伝えたいと思います。臨床でもそうですが、若い研究者が真摯に頑張っている姿は、年長者にもいい影響を与えます。すがすがしい気持ち、遠くにすぎてしまった研究に熱中する気持ち、とりあえずやってみようという前向きな気持ち、そういったものの大切さをあらためて実感し、名古屋に持ち帰ることが出来ました。ありがとうございました。

 先生にはお忙しい日々と思いますが、お体に気をつけてお過ごしください。 また何処かでお話を伺えることを楽しみにしています。 

[訪問看護師]・関心専門領域[看護]


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 最初、先生の独特な間の話し方に戸惑ったが、今思うと、あの緩やかな雰囲気が気を張らないで取り組めばいいということにつながったのかなあと感じる。西條先生の関心相関的理論構築と木下先生のM-GTAとの概念生成の違いを説明してもらえたので、理解が深まったし、どちらがいいというよりは、色んな方法があり、目的や得意不得意によってどちらのやり方も有効になりうるということを知れたのがよかった。

 5班は、年配でキャリアのある参加者も多かったので、「若い人に」と言って、役割が与えられて戸惑うこともあったが、勉強と思って取り組んだ。あの時は押し付けられた感があったが、今思うと、あまりにもRQやインタビューに入り込んでしまった人よりは、そうでない人の方が発表する時に人を傷つけないでいられるのかもと思い、インタビューイーに対する配慮であったのかもしれないと思い直した。

 メンバーがそれぞれ自分の考えをよく話していたと思う。ぶつかるときや停滞するときもあったが、それは生みの苦しみだったんだと思う。

 理論構築に関しては、まずまずいいものができたと思うのだが、プレゼンで人にちゃんと理解してもらうまでに至らなかった。自己完結しては理論構築した意味が半減するので、人に伝えることの大切さを改めて思い知った。

 他の班の理論を知ることができて、いい刺激になった。また、自分の語りを分析されるというのは、かなり恥ずかしいことも知った。自分の体験や語りを批判されるようなことがあると、インタビューに協力したことを後悔することになるので、自分がインタビューするときや論文発表の際には注意しようと思った。

全体を振り返っても満足度の高いWSだった。

[大学院生]・関心専門領域[がん看護]


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· 4日間集中してグループの人と協力し、真剣に考えて知的作業を行い、ミニ理論を作成するという経験自体が貴重でした。熱い、楽しい、といった情動的なプラスの経験であることで、自分の成長につながると感じられました。

特に、同じグループの方々が目的意識をきちんと持ち、協力してやろうという思いをしっかり持った方たちばかりだったので、とても助けられました。グループ編成は、質的研究経験者とか、PCを持っているとか、参加目的や年齢・性別などで予め分けておいて頂く方が良いのかもしれません。

· 流し読みながらも、テキストを読み、「研究以前のモンダイ」を購読し、自分なりにMGTAを経験したことがあったので分かりやすいと感じたけれども、初めてであればニュアンスの理解が難しかったと思う。またグループ内に、作業過程でMGTAの方法を理解して牽引する人がいないときついと思いました。

· 構成構造主義についても、MGTAについても、各1~1.5時間位の概論の講義が必要ではないかと思います。特に前者について最初に聞いておくことで、これから取り組む作業の意味が深まるのではないかと思いました。

· 西條先生の自己紹介が最初にあったらよいのではないでしょうか?研究されてきている内容などを良く知らない人がいたら、もったいないと思います。著作についても簡単なコメント付きで紹介してもらえると、売り上げも上がるでしょうし!関心も高まるのではないでしょうか?

· 僕自身はこれからMGTAを用いて卒論を書こうとしているところです。自分の以前行ったMGTAの方法や理解が大きく外れていないことの理解になった一方で、理論生成の上でヒラメキのような飛躍を必要とすることや、それを意識化して行うこと、理論生成までの行きつ戻りつのプロセスなどをよく理解することができました。

[作業療法士]・関心専門領域[身体障害・老年期障害の作業療法]


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全体の印象・雰囲気としては、各グループでとても熱心にワークショップに取り組んでいたと思いましたが、最初に先生が参加の仕方について念入りに説明されていた訳もよくわかりました。

ワークショップの形式は、話し合いの人数、指導体制やプレゼン状況から5グループは適当で、会場も十分だったと思います。内容としては4日間であまりに密度の濃いものでした(体験して改めて感じました)が、RQの設定から始まりプレゼン形式の発表まで含められていたのは、達成感はもちろん各グループの内容理解のうえでも有意義で、ワークショップの満足度が高まりました。また中間発表があったことは、段階的に振り返ることと他のグループの内容理解に役立ちました。

参加者は様々な分野の方が集まると聞いていて、どんな内容のRQになるか、どんな出会いができるか、とても楽しみでしたが、期待以上の体験となりました。

グループワークとして、自分のグループは同年代で構成されていたせいか意見交換がとても行いやすく、良いチームワークで進められたと思います。話し合い自体は、各自が出てくる意見に常に耳を傾け、意識的に受け入れ考えながら進めていけたのですが、それでも各々の意見を十分に尊重し、すり合わせてまとめあげるのは大変でした。

また、まとまっても方向性として妥当かどうかはわからなかったので、そのようなときに講師の先生に指導をお願いし、軌道修正しながら前に進めることができました。作業については各自が積極的にアイデアを出し合い、誰かがリーダーシップをとるというのではなく、自然に発生したお互いの役割への認識や信頼感を高めながら進められ、発表まで協力しあえたと思います。他のグループの参加者とも空き時間や打ち上げで接することができ、このワークショップの楽しさと難しさをさらに実感しました。

講師の先生の教え方は、本をさらに噛み砕いて説明してくれたり、新たなわかりやすい例えを提示してくれたり、また参加者からの質問にも丁寧に答えてくださっていて、それによってさらに理解を深めることができました。各グループでの質問・回答も必ず全体で説明してくださったので、自分がどう質問していいかわからなかったことや、気がついていなかった疑問にも気がつけて解決できました。

グループワーク中はグループの進行度に合わせて回ってきて下さり、来られた時には腰を落ち着けてメンバーの意見を聞きながら、メンバーが先生に頼りすぎない範囲で熱心な指導をいただけたと思います。どんなときの説明も必ず原点に立ち返り、繰り返し平易な言葉で本質がぶれないように言ってもらえたので、グループワークの途中で見失いかけた羅針盤をまた見つけて進んでいく感じでした。

特に印象深かったのは、インタビューの難しさです。インタビューガイドをつくるときあれだけ誘導にならないようにと考えたのに、実際のインタビューの中では相手の話に自分の解釈を押し付けていたことが、テクストつくりながらわかりました。また、同じ言葉でも自分とインタビューの相手とのとらえ方が違い、質問の意図が伝わりにくいこともあるとわかりました。反省は今後のために大いに活かそうと思います。

インタビューを受ける側も経験し勉強になり、また自分が話したことが含まれたモデル図を示されるのはかなり気恥ずかしかったですが、逆に、この体験はそういうものだったのかと新たな目でながめることができ、大変参考になりました。

特に学んだことは、質的研究を進めていくということは、常にRQを問い直すこと、常にデータを見つめ直すこと、変化を恐れないことなんだ、ということです。

本を読みながら、また講義を聴きながら1つ1つ腑に落ちていく感じは、頭で理解するというよりもむしろそれを捨てたもっと感覚的な理解に近かったです。本来自然に流れている思考でありながら無意識に沈んでいたものを意識の上に乗せたとか、本にはこう書いてあるけどホントのコツはコレと今まで経験知として捉えていたものを、本来の筋道として意識的に使えるような形にして示してくれているように思いました。

今まで質的研究や理論はどこか「たいそうなもの」「難しいもの」と身構えていましたが、研修の中で何度も「理論は現象を説明するためにあるもの」、理論は「料理」のようなものと聞いて、すんなり取り組めそうな気になれました。日常生活の中でも、日常会話レベルでも、情報伝達するときには経験や考えをうまく言い当てる言葉を探したり、それらを関連づけてその人なりの見方を示したり、概念化や理論生成に近いことを個人レベルでは日常的に行ってるのかなとも思いました。

研修を終えて、なかなかわからなかった質的研究の森の入口にやっと立てたような気がします。研修に参加し貴重な出会いがいくつもありました。これから共に切磋琢磨する仲間になれるように、大事にしていきたいと思います。

   西條先生と、参加者の皆様に、感謝感謝です。

[大学助教]・関心専門領域[がん看護学]


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今回のワークショップには、質的研究を実際にどうやっていけばよいのか、体験的に学んでみたいと思って参加しました。

私自身は質的研究をこれまでにやったことがなく、また当日参加していた方々も年齢・立場・経験が様々な方が来ていたので、最初グループワークをやっていくことに少し不安もありましたが、西條先生が、グループ分けの段階から細やかな配慮をして下さったり、「みんなで協力してやること」「疲れるのでおやつを食べながらやったほうがいい、時には寝ることも大事?」など、ユーモアたっぷりに全体の雰囲気を作ってくださり、4日間和気藹々とした雰囲気の中で進めて行くことが出来たと思います。

ワークショップは、西條先生の講義を要所要所に挟みながら、グループワーク主体で進みましたが、事前にテキストを読んでくることが課題となっていたので、今作業のどの地点にいるのかを確認しながら作業を進められたことがよかったと思います。特に、リサーチクエスチョンや理論モデルを洗練させていく過程は、本を読んで大変そうだなと感じていた点でもありましたが、私たちのグループも実際にリサーチクエスチョンを変更せざるを得ない状況に陥ったり、理論モデル作成の段階ではかなり難航しました。

しかしながら、その経験を通じて、関心とリサーチクエスチョンがずれていったときにいかに修正して行くのか、その時の考え方のコツとして「問いの立て方が構造を作る」ことを意識する重要さを学ぶことが出来たと思います。

グループワークの作業は、意見をすり合わせて行くことの難しさも時に感じながら、一人で考えていては行き詰ってしまうようなところを何度も越える体験があり、グループで作業することの面白さを感じました。また、他のグループの発表を聞くことも、その試行錯誤のプロセスから学ぶことが多くあったり、最後の発表の内容に興味を惹かれたり、理論モデル作成の視点やアイデアに感心したりと、いい刺激を沢山もらったと思います。

西條先生は、全体を満遍なく回られて、グループの中に入って流れをチェックしたり、思い切って修正を手助けしていただいたりしましたが、そのペースが心地よく、自分たちで考えを煮詰めていきながら、ポイントとなる所で手助けをいただくことが出来たなと思います。

また、たとえ話を使って説明してくださることが多かったですが、その例えが日常感覚からきているというか、とても分かりやすくてかつ面白く、体験を構造化していくところの実践を見せていただいているような気がしました。

また、実際のデータから理論化のところへは、ある種の飛躍が必要であるという部分に関しては、他の受講生からも質問や、「飛べない…」という切実な訴え(?)が出ていましたが、その質問からまた理論化のコツや、日常感覚の大切さという部分を丁寧に講義してくださり、その場に集う受講生の関心から、講義が作り出されているダイナミックな感覚を味わうことができました。その疑問に対しての回答も、腑に落ちるというか、正しい方向というものに対する展望が得られた感覚がありました。

特に印象深かったことは、リサーチクエスチョンを立てたところから、データをもとに理論化する段階で、何回かの質的飛躍が生じるポイントを体験できたことです。最終発表のところにまとめて行く段階が特に大変で、一時は本当にまとまるのかとも思いましたが、まとめて行く段階で新たなアイデアが出てくることを実感しました。最終的にまとめていく段階は本当に時間との戦いで、課題もたくさん残ったと思いますが、とにかく研究を最後までやりきったということに充実感があり、いい経験となりましたし、ここで学んだコツを今後生かしていけるよう頑張りたいです。

特に学べてよかったと思うことは、質的研究のやり方が体験的にわかったのはもちろんのこと、それ以上に研究を進めて行く上でのコツをたくさん学べたことです。それは、このワークショップを受講して一番良かったと思っている点で、ワークショップが終わった現在、気分転換をすることや、楽しく研究をすること、また自分の研究を人に話したり、色ペンを使いながら構造化してみるなど、いくつかのコツを意識してやってみるようになり、それは「研究」と「自分」を繋いでくれる、大切な経験となりました。

今後アドバンス編の開講も考えていらっしゃるということでしたが、それは自分の研究を持ち寄ることができるということで、またぜひ参加したいと思っていますし、またそこで生まれる新たな発見が楽しみです。

また、このワークショップを通じて立場や職種が違う人との交流をたくさん持つことが出来たこともよかったです。質的研究を学びたいと思ったきっかけ、動機もさまざまながら、どこか興味の持ち方が似ている、そういう人達と研究の合間や打ち上げのときにたっぷりお話できたことも、とても素敵な経験の1つになりました。色々な意味で、期待以上のワークショップでした。ありがとうございました。

[大学院修士課程]・関心専門領域[臨床心理学]


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WSの形式や内容

・演習を通して経験する点については「身についた」ということが実感できた。

・そのつど演習で経験した後に講義を受ける形式はわかりやすかった。おそらく経験しての疑問や不明な点が分かる位置までの理解ができたからだと考えられる。

グループワーク

・誰も何も言わないがそれぞれの役割ができていてスムーズに演習ができた。

・たまたま気が合うメンバーとの演習であったからよかったが、それぞれの役割の機能などが発揮できなければ、かなり困難なGWとなると思われた。

特に学べてよかった点

・ 新たな気づきは「とぶ」ことであろう。しかし、これは全体やRQを見ながら細部についてデータに戻るといった繰り返しを行うことである。このことを連続して行ったことでRQがぶれずに進めていくことができた。

演習とは別に他の班のインタビューを受けるという経験をしたことでインタビューを受けた後もその影響があることを実感した。インタビューの時間内で言い忘れたことや質問から自らを振り返り、語りに追加したい気分にもなった。これらから考えるとインタビューを1回のみで終了させてきた自分の調査方法も考えなおすきっかけになった。

[大学教員]・関心専門領域[看護学]


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充実した4日間でした。

分析ワークシート作成の部分をもう少し丁寧にやってみたかったです。といのは、暫定モデル作成が「なんとなく」班員の強力で作業が進んで、自分自身は「あやふや」と感じたため。

会場がよかったです。窓からみえる木々がとても素敵でした。

[大学院]・関心専門領域[看護学]


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 こうしたワークショップには初めて参加したのですが、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

 最初は誰が誰かもわからないような状態から始まったのに、最後終わるときには教室全体に一体感や連帯感があり・・・。4日間の内容の濃さを感じました。(中学生や高校生のときに、学校祭でひとつのイベントをやり遂げたときのような達成感、一体感を感じました。)

 また、先生の教え方が押し付けがましいものでなかったこと、また、自由に発言したり、年齢や立場に関係なく進めていきましょうという雰囲気を作り出してくださったことが、このワークショップ全体に流れる「空気」をとても良いものにしていたと思います。

 私は、質的研究についてはまったく経験がなく、本で読んでも中々わかったという気になれず、さっぱり?な状態の中、ちょっとの知識だけを携えて参加しました。が、やはり「ちょっとの知識状態」での参加を勇気を持って決断してよかったと思っています。やはり、1度流れを経験しておくと、後の自分の研究がとてもスムーズになるし、より自信を持って進められると思ったからです。

 また、最初に入ってきた知識や経験、というのは自分で意識している以上に自分自身に根付くものです。そういう意味でも、先生の考え方、進め方が、質的研究経験における最初の出会いになったことは、自分にとってとても価値のあることでした。

[大学院生]・関心専門領域[音楽、教育、心理]


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・ ワークショップが体験的に理解していけるように組まれていた事はとても良かった。ただ本を読むだけでは得られない実感を伴う理解が出来たと思う。

・ 4日間で発表までを終わらせるためには、グループワークという形式は不可欠であったと思う。6人寄れば文殊の知恵、さらに、智恵だけでなく、モチベーション維持、笑い、おやつ(?)など色々な参加者で構成されたグループならではの効果があった。

・ 西條先生の講義はわかりやすかったです。さらに、グループに回ってこられて頂く具体的なアドバイスは、講義や本の内容理解を促進してくれました。

・ 特に印象深いこと:大学院生はもちろん、これから研究しようかなと考えている人が学びに来ていたこと。

院生は必要に迫られているけれど、「自主的に学ぶ」為に方法を学びに来る、という態度・考え方に感服しました。また、打ち上げの飲み会でご自身が席替えをして満遍なく皆とコミュニケーションをとられる気配りは、「師の後姿」から学ばせていただきました。

・ 特によかったこと:

① 研究の客観性、理論の一般化についてどのように考えたらよいのか、少し道筋が見えてきたように思え

る点。

② 自分の関心と研究の目的をつなぐ方法や研究方法の選択について具体的に学べた点。

③ 質的研究についてわからなくなった時に、相談できる方(先生です!)を発見できた(?)事。

[大学院後期課程]・関心専門領域[臨床心理学]


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 西條先生の独特の雰囲気のもと,とても楽しい4日間でした。

 ワークショップは,とにかくグループワーク三昧で,4日間,自分のグループ以外の方々とはまったく話をする時間がないほどでした(その分,打ち上げで話をしましたが)。参加者の方々は,皆研究意欲が高く,レベルの高い方々で,学ぶことが多かったです。西條先生には大事なポイントを教えていただき,勉強になりました。ただ,もっと先生の話を聞きたかったようにも思います。

 私は質的研究をしたことがなかったので,リサーチクエスチョンを立てるところから,質問項目を考え,実際にインタビューして,テクストを起こし,概念を取り出して,理論を作るところまで,一通り経験できたことが,とても有意義な体験になりました。特に,質問項目を立ててインタビューするところや,理論を作っていく作業などは,やってみて初めてわかることも多く,良い機会となりました。

[家庭裁判所調査官]・関心専門領域[非行臨床]


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第二回質的研究集中ワークショップの感想集

 2008年9月14(日)・15(祝日)、9月20(土)・21日(日)に行われた第二回質的研究集中ワークショップの受講生の感想集を掲載させていただきます(*お送りいただいた中で掲載可のものを全文掲載しております)。

 アンケートのご協力いただいた皆様,誠にありがとうございました。また開催に協力していただいた関西大学の教員や学生の皆様に改めて感謝申し上げます。


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 学びを中核としながらも、和気藹々とした中で過ごした4日間は、想像した以上に愉しいものとなりました。分野を越え、志を共有できる仲間と出会えたことは、素晴らしい財産を得ることであると思います。

 この様な場を作り出すことが出来たのは、西條先生の持つスタンス?の賜物ではないでしょうか。時間が延長することも多々ありましたが、ご丁寧に付き合って下さった西條先生に感謝しております。

 ありがとうございました。[大学院生] 



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初心者ですので、初めての質的研究体験でした。

理論的背景から、研究の進め方にいたるまで、先生の丁寧なコメントをいただくことができ、目からうろこが落ちるような経験もいたしました。特に、研究の落としどころについての先生のご意見が大変参考になりました。

また、4日間にわたって、グループワークで取り組んだことにより、看護分野の方が多かったですが、他の分野の方々との交流ができたことも大変プラスになりました。

あとは、自分で実践してみないといけませんが、日常業務に取り紛れてなかなか学んだことをすぐに生かせないでいます。ワークショップで得たわくわく感が新鮮なうちに、研究を進めなければ。いい刺激になりました。

アドバンスコースも是非、期待しております。[大学教員]



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 とても楽しかったです。グループのメンバーは、年齢、性別、居住地すべて異なり、また心理学、社会学、教育学と異なる専攻の研究者(陰性を含む)でした。個人背景や学問領域は異なっても、グループの人たちはどこか同じに思えました。同じ思いを持つ人との出会いは心強く、自分の進み方が間違っていないという気持ちが湧いてきました。

 私の専攻は看護学です。方々の学会、研修会に参加し発表などを聞いております中、質的研究熱の高まりを実感しております。私はこれを好ましく考えております。西條先生のおっしゃるように、質的研究の結果は現場実践者に視点を提示し、問題や現象を理解することを助けます。このことは実践の工夫や改善をも可能にし、ひいては患者様の回復や健康増進に寄与いたします。
 しかし問題も多々感じています。例えば、Research Questionをたてることなくインタビューやグループインタビューを行い、結果が提示されているよう発表や論文を見かけます。何を問題にし、どういうResearch Questionをたてるかでインタビュー内容や、抽出する内容は異なってくるはずなのですが、何故か分析結果と結論が出てきている、というような発表です。実際、ある研究会で、ある発表者は、インタビュー内容を発表した後、「このデータで、どういう研究をしたら良いと思いますか」と会場の人に質問していました。

 Research Problem と言う言葉や、これが意味する内容は比較的なじみがあるようですが、Research Questionと言う言葉は全く理解されていないようです。研究のスタート時点で、すぐに質問紙を作成し量的な結果をだすという研究を行う体勢が身についているからだと思います。多くのケースが、Research Questionを意識することなく調査に突入しているため、問いを立て研究を行っていく習慣が無いのだと思います。無意識に開始している、西条先生は、多くが量的研究に向く問いをたてているとおっしゃっていましたが、これと似たような意味だと思います。

 研究=量を明確にする、群に分け検定をする、多変量解析を行う、という風土があり、問いを立てず研究に突入する風土や慣習で生きる人たちが、インタビューや観察が研究になるということで、やはり問いを意識することなくインタビューをし、結果を出しています。恐ろしいことに、それでも結果は出てきます。

 今回のワークショップに参加した大きな収穫は、この点にあります。問いを立てる時点から、じっくり考え、ブレーンストーミングし、時間を割り当てること。当たり前のことなのですが、そう思われていません。

 質的研究は、徒弟制の中で伝承されている傾向があり、Masterの学生に自分のやり方を教えている先生がほとんどです。私もそうやって伝授されました。恩師はまともな先生で良かったと感謝している次第です。私自身、今後看護師の人に質的研究を教えていきたいと考えていました。少しずつやれたらいいのですが、現在はゼミ生に伝授するのみです。

 今回のワークショップで、Research Questionを立て展開し、解答を出す、これこそが研究であること、質的でも量的研究も同じこと、このことが最も印象に残った点です。[大学教員]



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 疲れましたが、大変楽しかった。その一言につきます。グループメンバーにも恵まれ、大変充実した時間を過すことができました。何かと細切れになった時間の中で過すことの多い職業生活において、一つのテーマについてあれだけの時間をかけ、それを1人ではなくグループで考え抜く時間が与えられていたことは、この上ない幸せだったように思えます。このワークショップを企画して下さった、西條先生、関西大学の皆さん、そしてグループメンバーをはじめ参加者の皆さまに感謝しています。

1人で質的研究をすることに違和感をもっていて、何となく足を踏み出せずにいました。しかし、今回のワークショップに参加して、やはり質的研究は共同研究の形をとるか、もしくは単独で研究する場合にはスーパーバイザーが必要だという結論にいたりました。グループでの議論やその議論に対する西條先生の助言を通じ、自分とは違う切り口で物事を捉えるスーパーバイザー、もしくは共同研究者が必要であることを痛感しました。


 質的研究方法において、もっとその研究プロセスで苦労するのが、カテゴリーを構造化する段階であることを体験できたことが、もっとも印象深く残っています。そして、その段階で同じ班の某先生が寝込んでおられましたことも併せて脳裏に焼き付いています(笑)。

また、構造構成主義とは、反・方法主義である方法論であり、その方法を求める仲間がこれだけたくさんいらっしゃるというのは、自分の立ち位置を確認する上でも安心できる材料となりそうです。

 また、特定の人間関係の中で仕事をする期間が長くなると、やはりマンネリは避けられません。そういう意味で、似通った悩みや興味・関心をもつ参加者と出会えて、新たな刺激を受けたことも、自分自身のリフレッシュにつながりました。ありがとうございました。[大学教員]



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 参加する前は、どのような様子なワークショップなのかよくわからず、期待半分・不安半分の参加でした。学生として,TAとして,講師としての私自身の経験から,今回のグループワークという形式がどのようなものになるのか不安を感じていたことに加え,これまでのさまざまな研究会に参加した経験から、少なくともいくつかの研究会では内輪のメンバーでとりおこなわれ、外部から参加する者は「よそ者扱い」で、非常に居心地のよくない経験をしたこともあったためです。

 今回のワークショップは、とてもアットホームな雰囲気で、先生や参加者のみなさんの温かい人柄に助けられ、いい学びの場となりました。4日間という限られた時間であったため、本格的な研究とまではいかないものの、研究の掘り起こしから発表までを簡単にざっと体験できる、ということも達成感につながり、よかったと思います。

 インタヴューしたことを概念化していく過程は思ったより難しく感じました。学術誌に掲載されている論文をみると、当然ながら分析から結果に至る部分はさらりと書いてあるのですが、やはり実際に概念を生み出していくことは簡単ではないなとあらためて感じました。こういった「生み出す」という作業は、日常的な生活経験が質も量も豊かでないと、なかなか難しいかもしれないと思いました。センスの有無といってしまえばそれまでなのかもしれませんが・・・。

 また、ワークショップの内容そのものとは関係ないですが、他領域で活躍されていらっしゃるみなさんの考え方に触れ、非常に多くのものを吸収した気がしています。

 またこういった機会があったら参加してみたいですし、単なる知識で終わらぬよう、今後自分の研究に取り入れられる部分は取り入れていきたいと思っています。ありがとうございました。
[大学院研究生・大学非常勤講師]



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 今回自分自身の中で非常によかったなあと感じたのは,研究の過程と発表の一端を,楽しく批評をもらいながら実践できたことでした。

 また,学術的に価値がどうこうという前に,“自分達がたてた問い”に対する研究結果が発表という形で完結したときは,文化祭や運動会の発表に似た小さな成功体験を感じさせられました。そのことによって,ああ質的研究とはこのようなものなのかなと実感するとともに,なにやら自分でもがんばれば研究が続けられるかも・・・と良い意味で自分にエールをおくることができました。  

 もちろん質的研究を低く見たり,学術的に価値のあるものが簡単にできるとは思っていません。むしろ奥の深さに感嘆させられたという感じです。すでに発表されている研究論文をそのような視点をもって再読してみるとまた違った意味でその深さやすごさを感じさせられました。

集中ワークショップにおける小さな経験は,それこそ西條先生の言われている“1事例における質的研究は視点提示型研究として意義がある”と同じように新たな視点を僕に提示したかもしれません。

 最も印象深かったことは、第1に,問いのたて方,概念やカテゴリー名のつけ方のコツなどです。第2に,モデル生成時に,つまった時は,ペーパーに鉛筆でサッとモデルを書いてみることです。

 厳密な作業手順を順次踏んでいけば自動的に答えに到達するという手続きだけを重視するのではなく,思い切りや直感によってたたき台モデルをつくって試行錯誤しながら前進することが印象的でした。量的な研究は方法論が確定するとあとは統計処理ですが,このあたりが質的研究の面白さなんだと実感しました。

 最後に,グループワークを通して多く人達と知り合いになれたことは何よりの宝物であることはいうまでもありません。先生をはじめ,受講者の皆様方に心より感謝申しあげます。[病院職員,理学療法士]



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 研究歴や立場そして分野も多岐にわたっているにもかかわらず、あまりそこにとらわれることがなかったワークショップだったと思います。このワークショップや質的研究についての必要最低限のポイントを先生が押さえて、それ以外のことは気になる人がいれば尋ねればいいという参加者中心のプログラム構成があったからこそ、それぞれが協力し合うことができたのだとおもいます。(大学院生)



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 さまざまな分野の方たちと1つの研究をするというのが、とても刺激的で楽しかったです。理論を作るのは大変でしたが、RQに照らして考えるということが身に付いたと思います。他の班の発表も興味深いものばかりで、新たな発見がたくさんあり、勉強になりました。[大学生]



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 質的研究のノウハウについては、大学院のゼミで多少習い、文献を探る程度でしたので、今回体験的な学習によって実際に体と頭を使って学べたことはとても意義深いものがありました。頭で、というより、体で覚えた感じです。また、それぞれのチームが個性的で、取り組み方も多少異なったりして面白かったです。笑いもたくさんありましたし。インタビューは今後実施する予定ですので、今回のワークショップで学んだことを生かしていきたいと思います。

 また分野は違いますが、研究を志す仲間とともに「あーでもない、こーでもない」とやりとりをしながら取り組めたことは、ふり返ってみると感慨深いものがあり、貴重な財産になりました。今後のエネルギーをたくさんいただくことができました。西條先生を目指して集まっただけあり、参加者の質が高く、刺激を受けました。[養護教員]



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 もちろん、質的研究法についての学習も大事ですが、何より一番の収穫は「横」の人間関係のつながりができたことだと思います。逆に言えば、質的研究は、グループワークの形式をとらないと難しいのではないかという不安もありました。ただ、質的研究の勘所を押さえられたという点はよかったと思います。概念を作るときの団結力はすさまじい勢いでできていったので、その点ではよかったと思います。[大学院生]



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 構造を構成するための一連の手続き(発表まで)を体験する機会はめったにないので、(しかも関西で開催されることはめったにないので)参加できてうれしかったです。また、さまざまな分野で仲間ができることは大きな励ましになります。これで2万円はお得だと思います。

 物理的にも精神的にも、ひとりで取り組むことが大変困難であるということを、あらためて理解できました。

 今まで授業分析をメインに行っていましたが、「こうでないとこの学会では通用しない」というものにかなり縛られていたのか、やたらコストパフォーマンスが高くつくようなやり方にこだわっていて、モチベーションが下がることもしばしばありました。西條先生から、リサーチクエスチョンに照らして適切な手法を選択することが妥当であるから、「正しい方法」というより「有効な方法」を追求すればよいということを伺って、少しやる気がでてきました。もう一度適切な方法を見直してみたほうがよいなと思いました。[NPO団体所属]



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 受講生はほとんど学生さんたちばかりだろうと思って申し込んだ(一から勉強するためにちょうど良い、と思い・・・)のですが、すでに研究実践を積んでいる方たちが多く、まずそのことにびっくりしました。

 経験者がワークショップの構成員の場合はえてして初学者の肩身が狭くなることも多いと思うのですが、今回は受講者全体が熱心で他者を排除する雰囲気はなく、むしろ今回は皆のその熱気がワークショップの良い雰囲気を支えていたように思います。「どんな人が来るかわからんしなぁ・・・」と受講前に重かった足取りも嘘のように、非常に楽しく充実した休日を送ることができました。西條先生はもちろんですが、グループの皆さん、受講者の皆さんに感謝、感謝です。

 様々な専門分野・興味をもっている臨床家や研究者の集まりで、自分の視点を広げる(狭さを再度見直す)機会となり、また、自分の物の見方を再認識することができました。臨床分野では、自分自身のコンプレックスを無くすためではなく気づいておく(引きずられないようにせめて知っておく)ために教育分析を受けることが多いのですが、質的研究でもそれに通じるような内容の重要性を指摘されており印象深く感じました。[大学教員]



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 合計4日間という短い日程の中で、グループ1つになって質的研究の基礎を体験できるのは、とても良かったと思います。精度やクオリティの高いリサーチクェッションから生きてくる関心相関性とSCQRMという手法は勉強になりました。[大学院生]



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 もう少しきつい内容を予想していましたが、思ったよりもゆっくりした流れで研究法を体験出来たので良かったです。初日は夜行バスで到着したので体はきつかったのですが、無理なく参加できました。前半が終わった後、久しぶりに脳がものすごく疲れているのを感じられて気持ちよかったです。後半は、順調に進んでいたこともあって終始リラックスして(気を抜いて?)いました。

 関西大学の皆さんの気持ちの良い笑顔のサポートが、不便を相殺してくださいました。ありがとうございました。

 一番印象的だったのは、西條先生がタフだったことです。長時間疲れも見せずに講義を進め、各班の進捗に合わせて議論にコメントし、迷っている方向性を導き、できるだけ全員が「質的研究法」に近づけるように配慮されている姿勢が一番勉強になりました。

 内容に関することでは、GTA、MGTAの概略が学べて良かったです。4月に大学院に入って質的研究法を学び始めたところですが、本だけではわからなかった部分が明確になり、今後使っていけるのではないかと思えました。また私が考えていたGTAの理解がそれほど間違っていなかったことも確認できました。

 SCQRMに関しては、まだ学びの緒についたところなので何とも言えませんが、自分にとっては比較的なじみのある考え方なので、それほど難しく感じるところはありませんでした。後は自分のものとして説明できるだけの理解を手にできるかだと思いますが、それはこれからの勉強次第だと思っています。[大学院生]



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 これまでGTAを学んだことがあったが、どこか釈然としなかった。今回、WSに参加して、SCQRMを学び、体験することで理論の整然さに驚き、しっくりとくることができた。それのみならず、質的研究の楽しさも味わうことができた。ぜひ自分の研究に活用したいと思う。

 また、研究のみならず考え方の枠組みを新たに得たようで言い知れぬ喜びも感じることができた。さらには普段接することが少ない他分野の方々と共に学び話すことで非常に楽しくWSを進めることができたと思う。今後の自分のリソースを多くかつ深く得ることができた。

 量的研究も質的研究も同じ構造構成主義のもと科学的に説明ができる点が非常に面白いと感じた。[医師・大学院生]



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 何となくわかっていること」を質的研究のフィルターを通して明確にしていくプロセスを経験し、質的研究の醍醐味を体感できました。

 以前に質的研究の論文を書いたことがあったのですが、方法論に縛られて「これでいいだろうか。」と自問することが多かったように思います。今回、ワークショップに参加させて頂いて、認識論を明確に意識することで、方法論的な自由度がかなり高くなり、研究を楽しんで行えそうな気がしてきました。

 質的研究に限らずなのかもしれませんが、リサーチ・クエステョンをいかに立てることができるかによって、その後の展開に大きな影響を与えることを学ぶことができました。



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 普段、一人でテキストデータと向き合い分析をしているので、他者と共同作業をしながらそれをすることに新鮮味を感じた。一番の醍醐味は、分析結果ではなく、グループメンバーとの議論だったように思う。議論を重ねることによって、アイデアが昇華していく様をメンバーと共有した時間は、かけがえのないものであった。また、西條先生も各グループと適度な距離を保ちながらも、困ったときには常に的確なアドバイスを下さり、大変参考になった。

 上記した、グループメンバーとの議論は一番印象に残った経験であるが、他に感じたことと言えば、グループメンバーが実施したインタビューと自分が実施したインタビューでは、同じテーマ、質問でもこんなに違うものかと驚いたこと。インタビューでは、対象者と調査者の間に微妙なかけひきが繰り広げられることがある。その際、それぞれの調査者の「持っていき方」、「つっこみ方」が異なると、同じ質問で聞いたとしても全く質の異なったデータになったような気がした。改めて、コトバって何だろうと考えた。[大学院生・大学非常勤講師]



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 事前に講義テキストを自分で学んだ上に、実際の研究の流れを演習を通して説明して下さったため、とても理解しやすかったです。特に、これまで経験したことの無い事項(インタビューガイド作成、インタビュアー体験、概念の抽出、構造図作り)を実践しながら学べたのが、印象強く、大変いい学びになりました。また、先生からご提供頂いた、発表用のパワーポイントもとてもわかりやすく、今後の自分の研究発表用の参考になる貴重な資料となり、感謝しております。

 質的研究の手法を学ぶ際は、経験豊富でしかも理論的なスーパーバイザーの存在が不可欠であると常々考えておりましたが、今回はそのような先生が、適宜助言を加えながら丁寧に指導して下さっていたので、大変有意義な時間を過ごせたと喜んでおります。

 同じグループに入ったメンバーのバックグラウンドがそれぞれ異なり、多様な意見が出ていました。普段の生活や自分の体験、学習だけではなかなか出ない発想も数多く得られ、そこから受ける刺激が沢山あったので、質的研究を今後行っていく上でのいい経験になったし、励みにもなりました。[大学教員]



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 わたしは研究者ではないのですが、SCQRMの本を以前から読ませていただいていて、こういった授業を実際に受けてみたいと思って参加しました。初学者も対象にしているとのことでしたが、自分がついていけるのか、他の方たちと一緒に研究を進めることができるか、参加前からとても不安でした。

 ワークショップが始まってみると、そこには いろいろな世代の、様々な立場の方が参加されていて、皆さんに共通して感じられたのが「学ぶ」ということに対する、とてもポジティブな姿勢でした。気がつくとワークショップを楽しんでいる自分がいました。そういった方々と一緒のグループで研究に取り組んでいくのは、とても楽しく、実り多く、他ではまずありえないだろうと思えるほどに充実した経験でした。
 志のある方たちと過ごす、愉しい学問の時間でした。

 社会人になってから、純粋に「学ぶ」ということを、こんなに必死に(笑)4日間朝から晩まで続けたことはないように思います。そしてそれがこんなに楽しいことだとは、参加前には想像もしていませんでした。普段はの生活ではまず経験できないような、貴重な時間だったと思います。

 SCQRMの本に書いてある内容以上に、実際の講義には目からうろこな内容が盛り込まれていて、質的研究法を学ぶだけではなく、日常にも役立つようなお話もたくさんお伺いできたことも、とても良かったと思います。
 またこのワークショップに参加するまでは、質的研究がどういうものなのか、よくわかりませんでした。ワークショップ前に、質的研究の本をいろいろ読んでみて、質的研究って、そのコトバを語っている人のストーリーを見つけることなのかな?って思っていました。

 4日間、コトバについて、そしてそのコトバが出てくる意味について、ひたすら考える作業はとても楽しかったです。それは私たちが普通の生活でもしている、人の気持ちを思いやるということと似ていて、質的研究っていうと難しい感じだけれど、生活の延長線上にあるものなのだなあって感じました。

また、質的研究のメソッドを教わることを通して、"より開かれた心を持って、自分を取りまく世界と柔軟に接していく方法"を教えていただいたような気がします。このワークショップ自体が、とても"質的"に充実したものだと思いましたが、その価値をどこに発見するかはきっと自分次第で、それはそのまま、物事に意味を見出していく、質的研究のありようと似ているのではないかと思いました。[大学事務職]



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 「質的研究に挑戦してみたい。本を読んでいる分にはできそうだけど、実際にやってみたらなかなかできひんのやろうな」そのような印象をもって、行動を起こさずにそのままになってしまっていたとき、偶然、見つけたワークショップの募集のお知らせ。直感的に事務局にメールを出して、受講料を振り込んで… 当日までにはとにかくテキストを読むことを自分に課し、質的研究にかんしてはテキストの情報以外はまったくないといっても過言ではない状態で望んだワークショップ。

 ふたを開けると、大学の教員の方までいらして、場違いな空気に飲み込まれそうになりました(実際、飲み込まれていました)が、西條先生のお人柄や独特の空気感も手伝って、非常に和やかな雰囲気のなか、教員も学生もほとんど関係なく、普段専攻しているテーマも分野すらもまったく違う参加者のみなさんと一緒に悩み、考え、実践できたことはなにものにも変えがたい貴重な経験となりました。

 実際に経験してみること、挑戦してみることの大切さ。自らの仮説にとらわれすぎない多角的な視点をもつこと。そして、何事も関心相関的に考えるということ。それにつきるように思います。[大学院生・社会人]




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2008年11月15日土曜日

質的研究集中ワークショップのお知らせ

 この度構造構成主義アカデメイアでは,多くのご要望に応えるため東京(早稲田大学)と九州(長崎大学)にて4日間(計30時間以上)の演習形式の集中ワークショップを開催することとなりました。SCQRMとは,多種多様な「質的研究」に通底する原理となる考え方や技法を呈示するものであり,それを身につければ既存の技法をより創造的に使いこなすことが可能となります。学生,教員,一般の方を問わずどなたでも参加できますので,質的研究に関心がある方,質的研究のエッセンスやコツを学びたいという方は奮ってご参加ください。

【質的研究集中ワークショップ・ベーシック編】
http://url.ms/yoj

◆講師 西條剛央

◆第四回:東京開催
場所:早稲田大学(早稲田キャンパス)
日時:2009年1月24日(土)・1月25日(日)/1月31日(土)・2月1日(日)(各日10時~18時40分)

◆第五回:九州開催
場所:長崎大学医学部保健学科
日時:2009年,2月28(土)・3月1日(日)/3月7日(土)・8日(日)(各日10時~18時40分)

◆内容 
 質的研究は分析方法に力点を置かれがちですが,意義ある質的研究を行うためには,「質的研究の長所を活かしたリサーチクエスチョンを立てられるかどうか」が本質的に重要なポイントになります。方法が目的を達成する手段である以上,どのように分析し,どのような理論を構築すればよいかはリサーチクエスチョン(目的)によって決まってくるため,リサーチクエスチョンを抜きに「正しい方法」を学ぶことはできないのです。
 したがって,本ワークショップでは,各班にわかれ、質的研究の特性を活かしたリサーチクエスチョンを立ち上げから始まり,対象者の選択,データ収集(インタビュー),データ分析,理論構築(仮説生成),研究発表に至るまで一気に実践してみることで,SCQRMやそれに基づく「構造構成的M-GTA」の活用法を学び,質的研究のエッセンスとコツを身につけることを目的とします。

◆使用テキスト『ライブ講義・質的研究とは何か――SCQRMベーシック編・アドバンス編』

◆参加費 2万円

◆定員 35名程度。

 第四回は定員に達したため締め切らせていただきました。第五回はキャンセルが出たため受け付けを再会しました。また第6回以降参加希望者は下記より仮登録をしていただければ、日程が決まり次第優先的にお知らせさせていただきます。

ご希望の方は以下のフォームに記入し、送信してください。
http://server.net8.jp/auto-mail/12147/form.cgi
*この詳細は、自動返信メール(件名:質的研究集中ワークショップの連絡事項)にて送られるシステムになっているため、スパムメールボックス、迷惑メールボックスに自動的に振り分ける可能性がございますのでご注意下さい。


2008年10月15日水曜日

質的研究集中ワークショップ第三回追加募集・九州開催のお知らせ

 この度構造構成主義アカデメイアでは,多数のご要望にお応えするため10月25日から早稲田大学で開催される第三回の追加募集を若干名行います。また九州(長崎大学)にて4日間(計30時間以上)の演習形式の集中ワークショップを開催させていただくことになりました。
 SCQRMとは,多種多様な「質的研究」に通底する原理となる考え方や技法を呈示するものであり,それを身につければ既存の技法をより創造的に使いこなすことが可能となります。学生,教員,一般の方を問わずどなたでも参加できますので,質的研究に関心がある方,質的研究のエッセンスやコツを学びたいという方は奮ってご参加ください。

【質的研究集中ワークショップ】
http://url.ms/yoj

◆講師 西條剛央

◆内容 
 質的研究は分析方法に力点を置かれがちですが,意義ある質的研究を行うためには,「質的研究の長所を活かしたリサーチクエスチョンを立てられるかどうか」が本質的に重要なポイントになります。方法が目的を達成する手段である以上,どのように分析し,どのような理論を構築すればよいかはリサーチクエスチョン(目的)によって決まってくるため,リサーチクエスチョンを抜きに「正しい方法」を学ぶことはできないのです。
 したがって,本ワークショップでは,各班にわかれ、質的研究の特性を活かしたリサーチクエスチョンを立ち上げから始まり,対象者の選択,データ収集(インタビュー),データ分析,理論構築(仮説生成),研究発表に至るまで一気に実践してみることで,SCQRMやそれに基づく「構造構成的M-GTA」の活用法を学び,質的研究のエッセンスとコツを身につけることを目的とします。

◆関東開催(若干名追加募集)
場所:早稲田大学早稲田キャンパス19号館311教室
日時:2008年,10月25(土)・10月26(日)/11月1日(土)・11月2日(日)(土曜日は11時〜19時40分,日曜日は9時〜18時)

◆九州開催
場所:長崎大学医学部保健学科
日時:2009年,2月28(土)・3月1日(日)/3月7日(土)・8日(日)(各日10時〜18時40分)

◆参加費 2万円

◆定員 40名程度(※すでに多くのお申し込みをいただいていますのでご希望の方はお早めにご登録ください)。

※ 第四回,第五回とも定員に達したため締め切らせていただいたためキャンセル待ちになりますが、参加希望者は下記より仮登録をしてください(※第五回を事前に長崎大学より仮登録されている方はこの限りではありません)。
http://server.net8.jp/auto-mail/12147/form.cgi

2008年10月10日金曜日

第一回質的研究集中ワークショップの感想集

第一回質的研究集中ワークショップ終了後,受講生の皆様のアンケートに書いていただいた「感想」を掲載いたします(*お送りいただいた中で掲載可のものを全文掲載しております)。

アンケートのご協力いただいた皆様,誠にありがとうございました。

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 質的研究について。私は、「ライブ講義 質的研究とは何か」を読んだときに、これまで研究しながらもやもやしていた一つ一つのことが、本当にストンと腑に落ちたので、それを体験的に確認したくてこのWSに参加しました。この当初の目的は十分すぎるほど達成することができたと思います。

 SCQRMの原理については、西條先生がごく日常的な話題に引き寄せて説明してくれるのでとても面白いし(語録集としてまとめてはいかがですか)、具体的なやり方はテキストにそって実際にやりながら、更に先生に随時確認してもらえるので、メンバーと共に「わかる!」を実感しながら進めることができました。

 今は、このWSの楽しさと質的研究の楽しさとがごちゃまぜな感じで、どちらがどうだといえませんが、おそらく両方の楽しさが相まっての4日間だったと思います。


 グループワークについて。初めて出会う年齢も専門分野も違う方々と一緒に、4日間で1つの研究をして発表までするなんてハードルが高い・・・と初めは思いました。

 実際の作業過程では、メンバー同士の活発なディスカッション故に意見がまとまらなかったり、各自の進度が微妙にズレてきたり、次第に進むべき方向を見失ったりして行き詰ることもありましたが、そういうときにも「私たちの関心は何か?」「何のためにやっているのか?」「正しさではなくて、有用性を考えるとどうするのがいいか?」などと考えながらやっている自分に気づきました。そうするとメンバーシップやリーダーシップの取り方も今までの自分とはちょっと違ってきて、より良い方向に進んでいくような気がして、SCQRMがグループワークそのものにも役立つ原理であると実感しました。

 そして、研究の問いを立てるところから始まり発表するという研究の一連の流れを通して、どのグループも最終的にはちゃんと着地できたことから、参加者としてはささやかな達成感となんとも言えない幸せな気分を感じることができました。

 大げさに聞こえるかもしれませんが、1週間たった今もそのとき感じた「いい気持ち」が残っています。これもSCQRMの有用性でしょうか??


 SCQRM的なあり方(?)について。このWSで素敵な方々に出会えたのも大きな収穫です。どの方も質的研究やSCQRMに関心があって、協力的で、相手を批判するよりも「私はこういうことができるよ」という態度で臨んでいて(私はなかなかできませんでしたが)、それが前に進む原動力になっていたと思います。

 分析途中で先生がみんなの意見の中で「一番ベターなもの(ベストではなく)を選んで」とおっしゃっていましたが、こういったものがSCQRM的なあり方というか態度といえるものかなと考えました。

 また、「お友達になりたい」などと久々に思春期の頃に戻った気持ちになり(笑)、最近「自分は人嫌いではなかろうか」と恐れていたのですが、どうやらそうでもなかったようなので、なるほど対人関係も関心相関的だなと実感し安心しました。

 こんな風にSCQRMの原理をほんの少し取り入れるだけで視点が変わり、自分を取巻く様々な現象の見え方、捉え方が変化し(上手く言えませんが、私自身は周りの色が変わったような体験でした)、なるほど先生のおっしゃるとおり、日常生活や社会生活を送る上でとても有用だと思いました。


 最後に、西條先生について。直接的に指導するというよりも、ふわりふわりと部屋のなかを漂いながら、全く押し付けがましくなく、アドバイスを受けていると感じさせないやり方で、でも適切なアドバイスをしてくださり、本当に教える才能があると思いました。

 相手に自分のパワーを感じさせることなく(相手の力を削ぐことなく)教育したり援助したりするのは、かなり意識しないと意外と難しいと思うので、その辺も勉強になりました(この点もSCQRMの原理で説明できそうですね)。

 実は、西條先生のことは、「ライブ講義 質的研究とは何か」に書かれている以上のことはほとんど知らないままに参加してしまいましたが、直接お会いして、お話を聞き、教えていただくことができて良かったです。

 著者の関心、大事にしていること、思想や哲学といったものに、日常の現象レベルで触れることができると、本を読み返す際に、最初とは違う理解の仕方というか浸透の仕方が変わってくるものだなと思いました。理論書は苦手ですが、今ならばかなり関心相関的に「構造構成主義とは何か」を読める気がするので、早速購入して読んでみたいと思います。

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・ 事前の本の購読課題があって理解しやすかった。

・ 段階を踏んで、時間的にもゆとりがあり、方法や理論を時々本と確認しながらできてよかった。

・ グループワークは、人数、役割分担、ディスカッションへの協力など全てよかったと思います。

・ ウィークディは仕事が山済みなので、宿題がなくて助かりました。

・西條先生の語りのテンポがゆっくりで癒されました。(普段、職場ではあの5倍くらいのテンポで時間が流れているので)

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楽しい雰囲気で学ぶことができたのがよかったと思います。

 グループには初学者だけではなく、大学教員の方などもおり、一緒に作業を進める中で、グループ内でもいろいろと細かなところを率直に教えていただけたので、学習の効率は非常に高かったと思います。

 また、本を読んだだけでは分からなかったことも、実際に作業を進めていく中で、新たな疑問点が出てきたり、いろいろな発見があったので、やはり実際にやってみることが大切だと思いました。

 また質的研究を進めていく中でワクワクするような感覚を経験することができたので、また質的研究法を使ってみたいなと思えるような研修でした。


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初日の午前中の緩慢な時間配分にやや心配を抱きましたが,全体として集中力があまり途切れることのない時間配分だったと思います.また,班の人数もちょうどよかったです.有意義な4日間でした.


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 質的研究とはなにかを理解し、自分の研究に相応しい手法を選択、その手法を使いこなすということは、院生にとって容易ではありません。解説書を読むだけではどうしてもダメで、院生は体験的に理解していくしかないと感じてきました。ですから研究指導は、研究の全プロセスに付き合う形で行っています。

 西條先生の「ライブ講義――質的研究とは何か」のベーシック編、アドバンス編2冊を読んで参加という前提条件はありますが、参加者は4日間のワークショップで、リサーチクエッションの設定→半構造化インタビュー→M-GTAによるデータ分析→理論化というプロセスをたどることができるのだと、実感できました。そしてこのプロセスをたどることによる体験的理解は、半構造化インタビュー、M-GTAでない手法を使う場合にも、土台になりうると思いました。

 今回のワークショップのやり方を参考に、院生が自身の研究に着手するのに先立って、質的研究法を体験的に理解するための授業を始めたいと考えています。

 なお、ワークショップでは折に触れ、SCQRAMの考え方が説明されましたが、とても納得がいきました。いままでもやもやとしていたことが、「そういうことなんだ」と整理がつきました。


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大変勉強になりました。特に、以下のような経験を踏まえて、わからなかったことがよくわかりました。

・ これまで何冊も本を読んできたこと

・ 2時間から5時間程度のワークショップに2回ほど参加の経験があること

・ MaxQDAなどの解説を聞いたことがあること

・今回の課題図書2冊も、どうしても先を急ぐがあまり、本末転倒で読みこなしてはいなかったこと(ワークショップ参加という目標があるからこそ、すべてを読もうと努力したこと)


 大きな違いは「関心相関性」を学んだことです。多くのワークショップは表面的なテクニカルなところばかりで、結局ストンと腑に落ちるとこがなかった。でも、今回のワークショップは、すぐに自分の持っているリサーチクエスチョンに向かいたくなるようなものでした。もっとも、上記の4項目のような無用の用である経験が、現在の自分を構成し、その上での参加であったからこそ、今のような感想になるのかとおもいますが。


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・2週続けて土日を費やすのは大変なところも多かったですが、密に話し合いなどできたことは勉強になりました。

・宿題があまり出なかったことが負担を少なくしてくれ、助かりました。日々の仕事などの合間ですと、宿題があるとかなり厳しかったと思います。

・本を読んだだけでなく、研究の一連の過程を体験できたのがよかったです。また、様々な立場の方がいらっしゃって、その方々と意見交換できたのは、貴重な体験でした。


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 理論や手法の一方的な講義ではなく、SCQRMの考え方や、西條先生の率直な意見等をお聞きしながら楽しいワークショップでした。

 グループ演習を中心としながらも、先生から時折りアドバイスを頂き進めることができたことも大変ありがたいことでした。

 約30人という規模もちょうど良かったように思います。運営が手探り状態で進められていたことも、みんなの一体感を作り出していたように思います。大変、楽しい4日間でした。


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質的研究の基本を理解することが出来た。

本を読むだけでの理解ではなく、最初から最後まで質的研究のプロセスをおうことが出来たのは、非常に面白い体験であった。

講師の進め方、知識量がすごかった。もっと勉強したいと改めて思った。


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SCQRM自体を知らなかったので、質的方法のメタ理論を概要をつかむことが出来ました。演習をしながらとうのが、ポイントでしたね。講義で理論を聞くだけでは、SCQRMの理解は難しいかと思います。

事前にテキストを読んでくることが前提となっていたので、4日間のワークショップを達成感をもって終わることができたかと思います。

しかし、若干、「分析ワークシート」の作成も時間が足りず、グループで討議しながら進めることはできず、個人作業する部分も多くなりました。ワークショップは、参加者の相互作用によって成り立つので、お互い協調性をもつことが大切かと思いました。


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字面だけでは理解しにくい、質的研究の大まかな流れを体験できた。

4日間で1つの形として発表できるかどうか不安だったが、グループワークという体系で行うと、新たな視点からの意見も聞くことが出来、参考になった。

あくまでグループワークなので、個人のスキルが上がっているかどうかは微妙なところ。グループ内で一番納得のいく意見が採用されるので、自分の意見の長所・短所を知ることができないのは、今後個人的にM-GTAをやっていく身として不安な要素である。そう思うと、4日間は少々短い気もする。

種々の職種からの参加者がいて、大変有意義に勉強できたが、人選もかなり重要であると感じた。


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今回のワークショップでは、リサーチ・クエスチョンの重要性を改めて感じました。中でも、どのようなテーマを選ぶかというより、どのように問いを立てるかという点で多くのヒントがあり、今後に活かせそうです。

また、インタビュー→分析シート作成→モデル修正をグルグル繰り返すという一連の流れが具体的にイメージでき、大いに収穫がありました。

ただ、インタビュー記録から概念を生成する作業では、トライ&エラーを繰り返すことと、実際のデータを見ながらアドバイスいただくことにもう少し時間を配分していただきたかったな、というのが実感です。


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感想は大きく3つです。

●ひとつは、やはり本だけからの勉強ですと、それを用いた「実践」をするかしないか、ということは読者に委ねられていますから、私のように怠惰な人間の場合、いつそれを行うかわかりません。今回のように、半ば強制的に行動をすることで、読書だけでは得られなかったさまざまな経験をすることができ、それはとても大きな意義であったと思います。また、この際、研究テーマの「発掘」から「発表」までの一連の流れを(これもまた強制的・自動的に)辿ることにより得られたものも、決して小さなものではないと感じました。

●2点目は、全体の進め方に関するものですが、研究がはじまると、「A.先生からの指導を聞きたい」、という欲求とは別に、「B.自分の研究について思考・実践したい(どんどん進めたい)」という要素がだんだん大きくなっていくことに気づきました。そのバランスは、はじめはAの要素が圧倒的に大きかったのが、徐々にBがそれを上回ってくるものであるように感じました。

●最後に、月並みではありますが、このワークショップの真の成果というのは、講義の解散後に各自がそれをどのようなかたちで継承していけるか、という点にかかっているように思います。ここで得たものをそれぞれの研究なり日常なりに生かしていくことで、研究内容も参加者も質的研究の領野も、より豊かに育っていくように思います。

そして、それが実現されるためには(つまり、WSの解散後に各自の研究が継続されるためには)、やはりこのWS自体が、たのしい体験・濃密な体験でなくてはならないように思えますし、その意味において、じつにたのしかった今回のWSの参加者さんが(私も含め)、今後どのような展開を示していくのか、ということはとてもたのしみなことです。


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・ GTAの具体的イメージが実践的につかめ、収穫大でした。すぐ修論に使いますが、こういう風に進めればいいのだと、見通しが持てるようになったのが何よりうれしいです。

・ 他の班の研究も面白かったです。ひねった問いの大切さ、センスの良さが問われること、こんな面白い研究になるのだ、ということが実感できました。


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 私は臨床心理の分野で働いています。自分がきちんと仕事をしているか検討するために、自分の能力を高めるために、料金を支払ってスーパービジョン(SV)を受けます。同様に、研究においてもSVが受けられるシステムがあればいいなあと思っていました。それで、質的研究法のワークショップがあると聞いて、すぐ参加を決めました。

 多くのことを学んだと思いますが、印象的に残っているのは、リサーチクエスチョンを立てるときの「言葉」の選び方の難しさと面白さ、初めて出会う仲間とチームを組むワクワク、多様なメンバーから受ける刺激、グループわけの妙(質的研究を経験したことのあるメンバーがいて、その人からも学びました)。さらに、研究者の本音と「ホント」、なかなか他では聞けないこぼれ話。

 土日連続、2週間のワークショップは「体育会系」のノリでハードでしたが、質的研究に初めて触れる私にとっては大きな体験でした。確かに、質的研究の面白さに目覚めましたから。質的研究法ワークショップのファーストステップが、面白さを伝えるということであれば、大成功だと思います。


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 4日間にわたる集中講義を受け楽しく受講できたこと、まず西條先生に心から感謝とお礼の気持ちを伝えたいと思います。訥々とした先生の口調は思わず次にいったいどんな言葉が出てくるのかと、期待感いっぱいに人を聞かせてしまうテクニックだと思いました。

 日常生活で起きる身近なたわいないことの例から、質的研究の発想と思考方法をわかりやすく説明していただきました。私が感じたことは研究の対象が決して神聖な祭壇上にあるのではなく、身の回りの生活の中で起こりつつある物としてのとらえ方と把握すると、様々に研究方法にとらわれず応用でき、発見もあり、またそこにおもしろさがあることは身近な研究法として親近感を覚えました。

 グループワークを実際に行い、みんなで考え抜く、言い合う、作り上げる、共同作業としてそんな楽しさが研究の中にあったのかと改めて感じることが出来ました。今まではひとり孤独の中でどうにかたどり着いた研究の自分だけが守らなくてはならない不安と迷いでつらい気持ちが多かったのですが、とてもエンパワーメントされました。


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2008年9月13日土曜日

構造構成主義勉強会(西條ゼミ 岡山支部)のお知らせ

岡山にて構造構成主義の勉強会が開催されます。

構造構成主義は、最新(最深)の超メタ理論として注目されており、医療、哲学、心理学、教育、文学といった実に様々な領域に導入されています。今回の勉強会では、構造構成主義のエッセンスについてわかりやすく概説させていただき、さらに質疑応答の時間を多く設けることで理解を深める機会にしたいと思います。構造構成主義は、信念対立の解消を主題として構築されているように日常レベルでも役立つものなので、哲学や科学論に関心のある方のみならず、しなやかに生きたいという方も奮ってご参加いただければと思います

昼間開催ということでわりとこじんまりとした勉強会になると思いますので、ゼミのようなアットホームな雰囲気で進めていければと思います。関心のある方は是非ご参加ください。



【以下pieniより】
*心理学者であり、「構造構成主義」という最新の理論を体系化し、各方面から注目されている思想家の西條剛央さん。今年の3月にpieni..にて、開かれた講演会「しなやかに生きるための哲学」も大好評でした。この度、2度目の講演が開催されることになり、この機会に、西條先生が体系化された、構造構成主義の勉強会を開いてみてはどうか、という声が上がり、「西條ゼミ(岡山支部)構造構成主義勉強会」が開催される運びとなりました。
今回をスタートに、西條先生等のご協力の元、定期的にこの勉強会を開いていく方向です。

(今後の予定については、pieni..までお問い合わせください)


開催日時 2008.9.19(金)13:00〜16:15(途中で休憩15分)
受講料 3,500円(お茶付) ※要予約 
(尚、18日の講演会(関連イベント)に参加された方は3,000円で受講できます。)

場所 pieni..ecole+cafe
〒700-0812 岡山市出石町1-8-1 1F tel; 086-231-6420 
e-mail; felicitenote@able.ocn.ne.jp blog; http://felicite.excite.jp/


(主催)pieni..ecole+cafe
(共催)構造構成主義アカデメイア




*関連イベント
pieni..lecture「しなやかに生きるための心理学」
講師 西條剛央(さいじょう・たけお)
http://felicite.exblog.jp/9577688/

"集中するための具体的方法"
"練習や本番へののぞみ方"
など、わたしたちに影響を与える「心」を上手につかって、
パフォーマンスを最大化させる方法をわかりやすくお話していただきます。

2008.9.18(木)19:00〜20:30 参加費 2,500円(飲み物付)※要予約

2008年8月2日土曜日

第三回質的研究集中ワークショップ(SCQRM演習)と第四回以降の開催希望受付中

『ライブ講義・質的研究とは何か』(新曜社)公刊以後、各方面からSCQRM(構造構成的質的研究法)を学びたいというご要望が多数寄せられました。構造構成主義アカデメイアでは、そうしたニーズに応えるために4日間(計30時間)の演習形式の集中ワークショップを開催することとなりましたが,多数の参加希望をいただき定員に達したため第一回(早稲田大学),第二回(関西大学)は締め切らせていただきました。

しかし,その後もキャンセル待ちを含めて多数のご要望をいただいたため,第三回を開催することとなりました。10月25,26,11月1,2日の土日×2回,早稲田大学で開催されます。先着順とさせていただくため仮登録をいただきましても定員になり次第締め切らせていただくことがありますので予めご了承ください。

 また「第四回以降の開催要望」の受け付けも行っております。基本的に東京や大阪での開催となりますが,それ以外でも多数のご要望があれば各地での開催を検討させていただきますので、地方開催をお望みの方はお誘いあわせの上お申し込みいただければと思います。
http://server.net8.jp/auto-mail/12147/form.cgi



◆講師 西條剛央

◆内容 
 SCQRMとは、多種多様な「質的研究」に通底する原理となる考え方や技法を呈示するものであり、それを身につければ既存の技法をより創造的に使いこなすことが可能となります。具体的には,各班にわかれ、それぞれ一つの研究を立ち上げ、データ収集(インタビュー)、データ分析、理論構築(仮説生成)から発表に至るまで一気に実践してみることで、SCQRMやそれに基づく「構造構成的M-GTA」の活用法を学び、質的研究のエッセンスとコツを身につけるというものです。学生、教員、一般の方を問わずどなたでも参加できますので,質的研究に関心がある方、質的研究のエッセンスやコツを学びたいという方は奮ってご参加ください。
 
◆参加費 2万円

◆定員 各回30名程度

2008年6月21日土曜日

質的研究集中ワークショップ(SCQRM演習)

 『ライブ講義・質的研究とは何か』(新曜社)公刊以後、各方面からSCQRM(構造構成的質的研究法)を学びたいというご要望が多数寄せられました。構造構成主義アカデメイアでは、そうしたニーズに応えるために4日間(計30時間)の演習形式の集中ワークショップを開催いたします。
 SCQRMとは、多種多様な「質的研究」に通底する原理となる考え方や技法を呈示するものであり、それを身につければ既存の技法をより創造的に使いこなすことが可能となります。学生、教員、一般の方を問わずどなたでも参加できますので、質的研究に関心がある方、質的研究のエッセンスやコツを学びたいという方は奮ってご参加ください。


【質的研究集中ワークショップ】
(以下の情報は定員などの状況により随時更新します)

◆講師 西條剛央

◆内容 各班にわかれ、それぞれ一つの研究を立ち上げ、データ収集(インタビュー)、データ分析、理論構築(仮説生成)から発表に至るまで一気に実践してみることで、SCQRMやそれに基づく「構造構成的M-GTA」の活用法を学び、質的研究のエッセンスとコツを身につける。

◆参加費 2万円

◆定員 30名程度


▼第一回【状態:キャンセル待ち多数のため受け付けを終了させていただきました】
場所:早稲田大学(早稲田キャンパス)
日時:2008年、8月23(土)・24(日)/30(土)・31(日)の各日11時〜19時40分

▼第二回【状態:定員になったためキャンセル待ち】
場所:関西大学(千里山キャンパス)
日時:2008年、9月14(日)・15(祝日)は9時〜18時50分/9月20(土)・21日(日)は9時〜16時30分